ハイメール通信No.773 例祭シーズンのテロからの守りのために
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ハイメール通信No.773 2023.9.15
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例祭シーズンのテロからの守りのために
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イスラエルでは本日、15日(金)の日没からユダヤ暦の新年を迎え、秋の例祭シーズンが始まります。新年の喜びの一方、例祭に合わせて、テロや暴動を扇動するイスラム過激派の動きが懸念されています。
先週末、過激派組織 イスラム運動のリーダーが、 「アル・アクサ・モスクから目を離すな。ユダヤ人宗教右派が、新年に神殿の丘のアル・アクサ・モスク襲撃を呼びかけている。」とSNSに発信。さらに、「イスラエル政府はパレスチナに宗教戦争を仕掛けている。われらの解放の時は近づいている」とパレスチナ人を扇動。
ガザ地区のテロ組織ハマスも同様の主張を展開し、イスラエルへの抵抗を呼びかけています。
近年、テロ組織はパレスチナ人に対して、神殿の丘を焦点にした、「アル・アクサが危険にさらされている」というスローガンを広めています。パレスチナ人だけでなく、アラブ系イスラエル市民もこれに煽られ、ひとたび暴動が起きると大規模な騒乱につながる傾向にあります。こうしたことから、今年はユダヤ人へのテロが増えており、今週火曜日にもハイウェイで銃撃事件が起きたばかりでした。
例祭中のテロ増加が懸念されます。エルサレムではすべてのシナゴーグに武装警備員が配置されました。神殿の丘はすべての人に解放されていますが、警備が強化されています。
祈祷課題
1) あらゆるテロの試みが未然に防がれ、無事に例祭を祝えるように。
2) 治安を守る人々が守られるように。
3) テロを扇動する過激派の救いを覚えて。
エルサレムの平和のために祈れ。(詩篇122:6)
B.F.P.Japan
ハイナイト部