ハイメール通信No.687 続報:イスラエル同時多発火事
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ハイメール通信No.687 2019.5.31
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続報:イスラエル同時多発火事
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先週末、緊急のお祈りをお願いしたイスラエル各地で起こった火災の続報です。
被害の最も大きかった村を訪れたBFPエルサレム本部永田道生(メディア部マネージャー)からのレポートを映像と共にお届けします。
先週末イスラエルは、気温が最高気温43℃にもなる猛暑で、乾燥した木々から発火、41時間に1027箇所という広範囲にわたって火災が起こりました。
その中でも一番被害が大きかったメヴォ・モディンというモシャブ(ユダヤ人入植村)に昨日訪れました。
ここのモシャブには50件の家があるのですが、一つのコミュニティーすべてが火災によって家をなくすという規模は、イスラエルの歴史の中でも初めてだそうです。
幸いにも今回の火災では、誰一人として命を失う人はいませんでした。
家をなくした人たちはセンターに避難しており、そこで現地の必要、また当時の様子などを聞きました。
すべてを失った人たちの話を聞いている中で、8年前の東日本大震災の時を思い出しました。
今現地で一番の必要はノートパソコンで、BFPが緊急支援基金から250万円分のノートパソコンを寄付することが決まり、現在それに合わせて世界中のクリスチャンの支援を要請しています。
ここのモシャブはアメリカから移民してきたユダヤ人が大半で、パスポートなどもすべて燃えてしまったので、申請の手続きなど、また家族との連絡を取るにもパソコンが何より必要とのことでした。
▼火災現場報告映像
https://youtu.be/CewKBH7z6CA
<祈り>
1.この村の一人ひとりに主の慰めがあるように。生活復興に当たって必要な備えが与えられるように。行政に知恵が与えられ、町の再建が速やかにされるように。
2.被災された方々にクリスチャンから慰めが届けられ、ユダヤ人とクリスチャンの関係がさらに前進するように。
3.夏に向かって暑さが本格化する中、火事が発生しないように。
4.自然界と天候をつかさどる主に、彼らがますますより頼むことができるように。
主は心の打ち砕かれた者をいやし彼らの傷を包む。(詩篇147:3)
B.F.P.Japan
ハイナイト部