ハイメール通信

■ 福島県　北信カルバリー教会　久場政則先生より

お祈りをありがとうございます。福島市に関しては、除染がだいぶ進んでいます。しかし、一度除染をしたらそれで良いということではなく、雨が降れば近隣の山からまた雨水と共に、汚染物質が流れてきますので、先が見えない状況です。

放射性物質についての温度差は人によりさまざまで、次第にまひしていくという面もあります。しかし人々の心の奥底に消えないストレスがあることは確かです。避難生活の長期化に伴い、家族の離散や経済的負担も大きくなる一方です。

そのような中で感謝なことは、福島市にある教会同士のネットワークが生まれていることです。教会同士の協力体制の中で、子どもたちに県外のミネラルウォーターや、野菜を提供したり、週末疎開をさせたり、風評被害で苦しむ農家の方々に教会を通して義援金をお渡ししたりしています。

この原発事故が福島県で起こったということを無駄にしないためにも、福島県から新しいライフスタイルを発信していきたいと願っています。

＜祈り＞

1. 子どもたちの健康に将来的に影響が出ないように。
2. 離散している家族、経済的に大きな負担となっている方々に助けの手が差し伸べられるように。
3. 教会同士のネットワークがさらに祝福され、福島に救いがもたらされるように。
4. 福島県が、未来に向け、新しい祝福の基となることができるように。
5. 原発で働いておられる作業員の安全と、工程に主の導きがあるように。

神があなたがたのことを心配してくださるからです。（Iペテロ5:7）