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被災地巡回レポート

『アメージンググレース・ボランティアセンター』 岸浪 市夫先生 (宮城県 栗原市)

TEXT:入路 久美子

今月ご紹介する岸浪市夫先生は、震災直後に『アメージンググレース・ボランティアセンター』を立ち上げ、宮城県沿岸地域への支援を続けています。岸浪先生の要請を受け、石巻、石浜、泊浜などで、ゴスペルシンガーの上原令子さんの慰問コンサートが持たれました。

全てを受け入れる覚悟ができた

イエスキリスト栗原聖書
バプテスト教会
岸浪市夫先生

災害の状況を目の当たりにして愕然とする中、岸浪先生は「神さま、私を用いてください」と祈ったそうです。その後途絶えることなく国内外から「必要な物を送りますから使ってください。」「人を送りますから。」という応援の連絡が入るようになりました。しかし初めてのことなので、それがどういう事なのかが分からない、イメージがつかない。でもあるとき、「考えこむのはやめよう。すべては神さまが采配してくださることだと信じよう。」と決意されたそうです。それから怒濤のような日々が始まりました。

天の蔵が開かれたように

岸浪先生は、これまでに約1300人のボランティアを受け入れました。その半数は台湾、シンガポール、アメリカなど海外からの応援です。倉庫には100トンもの支援物資が絶えず行き交っています。それを運搬するのは震災後に救われた人々です。この4カ月間、各地域の避難所や自宅に足を運び、苦しみを共に背負ってきました。被災者の方々にとって、岸浪先生はまさに「お父さん」のような存在となっています。

このような主にある家族が、今回の慰問コンサートの準備をしてくださり、上原令子さんの到着を楽しみに待っていてくれました。ある方はご飯を作り、ある方はティッシュで作ったお花を飾った舞台を作り、心のこもった、天の豊かさに満ちた素晴しい空間でした。

岸波先生のアメージンググレース・ボランティアセンターでは、今後、仮設住宅の前に「お茶飲み相談無料カフェ」を出したいと思っています。同時に、今まで通り炊き出しなどの支援も継続していく予定です。B.F.P.Japanからお届けした義援金は、このような働きにお役立ていただくことになります。

人々と共に祈りの力を体験する

慰問コンサートにて、後ろがコンサートの舞台

コンサートは祈りで始まり祈りで終わりました。驚くことに、皆さんは既に祈りの力を体験しています。これまで岸浪先生が被災者の方々に「何が必要ですか?」と聞く度に「では祈りましょう。」と言って、一緒に祈ってきたからです。後日先生が届けた物資を見て、人々は「祈りが聞かれた!」と受け止めています。ある漁師さんは「サンマ漁船」が与えられるようにイエスさまの御名で祈りました。それから間もなく「与えられた!」と報告があり、「いつか必ず教会の皆さんと先生に俺の獲ったサンマをご馳走したい。」と言っているそうです。

最後に上原令子さんが「皆さん、今必要なものは何ですか?」と聞くと、ほぼ全員が笑いながら「そりゃ、お金です。いや、車かな、家の修理かな?」という声の中、「いろいろ必要があるけど、一番必要なのは祈りです。」と言う声が上がり、全員が「そうだそうだ。祈らなかったらここまで来れなかったよね。」とうなずき合っていました。またこのような声もありました。「震災にあってよかったことは、あなた方クリスチャンと出会えたこと」。彼らの言葉に、ハレルヤ!と叫ぶしかありません。皆様のお祈りとご支援を感謝いたします。

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