ハイメール通信No.846 先住民族大使館 エルサレムに開設
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ハイメール通信No.846 2024.2.26
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先住民族大使館 エルサレムに開設
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2月1日、史上初めての「先住民族大使館」がエルサレムに開設されました。これは、世界各地にいる先住民の福音派クリスチャンの代表者たちが、自らの民族を代表して大使となるというもので、正式な大使館とは違い、イスラエルとの連帯を表す象徴的なものです。
場所は、Friends of Zion Museum(フレンズ・オブ・ザイオン博物館)という、イスラエル・ユダヤ人を支えたクリスチャンの歴史を展示する博物館の一角です。開所式には、オセアニア、南北米大陸、東南アジアなどの先住民族のクリスチャン代表が民族衣装を身に着けて参列し、イスラエルと共に立つことを宣言。来賓のエルサレム副市長や国会議員、メシアニックジュー代表らと共に、聖書信仰という共通の土台を喜び祝う時となりました。今後、先住民族大使館は、反ユダヤ主義的な議論に対処するための学術研究を支援し、有用な情報を広めていく予定です。同時に、ユダヤ人とさまざまな先住民族の文化交流や経済的交流の拠点となり、観光名所の一つになることも目指しています。
彼ら先住民族クリスチャンの中でイスラエルを支持する人々は、自らが聖書の「地の果て」「島々」「諸言語」の一部であり、イスラエルに対する神の計画において自分たちも重要な役割を担っていると認識しています。そして、ユダヤ人が神に与えられたイスラエルの地で生きる権利を支持するために、神が彼らを用いようとしていると感じています。南太平洋から来たトンガの代表はこう言います。「私たちは、イスラエルの先住民族であるユダヤ人、そしてアブラハム、イサク、ヤコブの神と共に立つために来ました」
聖書には「日の昇るところから沈むところまで主の御名がほめたたえられる」とあり、後の日に世界中の国民が主を礼拝するためにエルサレムに上ってくるとも書かれています。この先住民族大使館は、すべての部族と国家がエルサレムに来る日の先駆けとなるのだと、各民族の大使たちは信仰と共に熱くビジョンを語っています。
世界中で反ユダヤ主義の波が高まる中、聖書を揺るがぬ土台としてイスラエルと共に立つクリスチャンの兄弟姉妹が世界中にいます。主が一人ひとりを守り、強め、周囲に影響を与える者として、それぞれ最もふさわしい形で用いてくださいますように。そして、後の日を見据える信仰に立たせ続けてくださいますように。
「終わりの日に、主の家の山は山々の頂に堅く立ち、もろもろの丘より高くそびえ立つ。そこにすべての国々が流れて来る。多くの民族が来て言う。『さあ、主の山、ヤコブの神の家に上ろう。主はご自分の道を私たちに教えてくださる。私たちはその道筋を進もう。 』」 (イザ2:1〜2)
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