ハイメール通信No.838 イスラエル・ハマス戦争 〜主のご計画がなることを求めて 5〜
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ハイメール通信No.838 2024.1.29
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イスラエル・ハマス戦争
〜主のご計画がなることを求めて 5〜
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「ユダヤ人が何をしたから、民族絶滅というあのような過酷な罰(ホロコースト)を受けなければならないのか」。これは、イツハク・ラビン元首相の孫娘、ノア・ベンアルツィ・ペロソフの著書『悲しみと希望』(ミルトス)の一節です。ラビン元首相は、オスロ合意を成し遂げ、ヨルダンとの平和条約に調印するなど、平和を追い求めた首相でした。
上記の問い掛けに、著者自らこう答えを出しています。「ホロコーストは、イスラエルという一つの国家が生まれるために、私たちの民族が支払った代償であった。アウシュビッツは将来の世代のイスラエルが生きていくことを可能にした、死のゆりかごのようなものであった」
イスラエル・ユダヤ人は過酷な歴史を、強靭(きょうじん)な精神で生き抜いてきました。ユダヤ民族を絶滅させるという計画が、過去、幾度も繰り返されながら奇跡的に生き残ってきました。「実に、私たちは滅びうせなかった。主のあわれみが尽きないからだ」(哀3:22)という2600年前の感慨も、繰り返しユダヤ人の口に上ったことと思います。
ハマスは存在目的を「イスラエルの全滅」としています。しかし、聖書によれば、誰も主の民イスラエルを滅ぼすことはできません。イスラエルが主に罪を犯した時は、主ご自身が厳しく罰せられましたが、絶滅させることはなさいません。神の賜物と召命は、取り消されることがないからです(ロマ11:29)。
世界では反ユダヤの流れが猛威を振るっています。それでも、主が私たちクリスチャンに求めておられることは、イスラエルのために祈り、祝福することです。
「わたし(主)は、あなた(アブラハムとその子孫)を祝福する者を祝福し、あなたを呪う者をのろう。地のすべての部族は、あなたによって祝福される」(創12:3)
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