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ハイメール通信No.788 ガザ市民 60万人避難

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ハイメール通信No.788 2023.10.16
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ガザ市民 60万人避難
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イスラエル軍のガザ地上戦がいつ決行されるか、世界が注目しています。イスラエル軍は、ガザに拉致された人質の奪回と、ハマスの軍事拠点及び武器を破壊するため作戦準備を進めています。

13日(金)、イスラエルはハマスの拠点が集中するガザ北部の住民が南へ避難するよう、空からのビラやSNSなどあらゆる手段を用いて呼び掛けました。南側とは、ガザ川(水のない枯れ川)を越えた地点で、ビラには避難経路(二つの幹線道路)の地図が書かれています。この安全地帯は、北部地域から徒歩で2〜3時間(5〜15km)の距離にあります。

ハマスはガザ北部住民に対し、「イスラエルのうそを信じてはならない」「家にとどまれ」と指示。市民の避難を阻止すべく、避難経路として示された道路をトラックなどで封鎖しました。イスラエルがその道路を空爆したと見せ掛けるため自作自演で車両を爆破するなど、妨害を行っています。

こうしたハマスの妨害にもかかわらず、既に60万人以上のガザ市民が南へ避難しました。

一方、ガザの南側に当たるエジプトは、紛争開始後、自国にガザ市民を受け入れることはできないと、ガザとの検問所を固く閉ざしてきました。しかし、人道支援物資の搬入や外国籍の人々の退避の必要性は高まっており、一部報道ではエジプト当局が検問所を再開するとの情報もありますが、確実に実施されるかどうかは今のところ分かっていません。

一人でも多くのガザ市民が南に退避できるように、また難しいかじ取りを迫られるイスラエルと国際社会の指導者たちに知恵が与えられるようお祈りください。


主よ 私のたましいを 偽りの唇 欺きの舌から 救い出してください。
私が 平和を――と語りかければ 彼らは戦いを求めるのだ。
(詩篇120:2、7)

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