ハイメール通信

■ 宮城県　西仙台教会　中澤竜生先生より

現在、南三陸町（主に志津川町、歌津地区）42箇所の仮設住宅へ支援を続けています。皆様のお祈りとご支援によって支えられ、ここまで来ることができました。被災者の方々は精一杯前向きに生きようと頑張っています。魚屋をオープンする人、漁業を再開しようと考えている人がいます。また、避難所となっていたベイサイドアリーナでは、10月5日に図書館がオープンすることになりました。
皆さん、生活基盤をたて直し始めており、ニーズに応じて支援内容も多岐にわたっています。

また、志津川保育所、マリンパル、あさひ幼稚園（現在、小学校を間借りしている）などの保育所にも継続して訪問し、かかわり続けています。多岐にわたる、しかも広範囲な地域での支援活動を継続するためには、どうしても南三陸の地に、クリスチャンによる拠点が必要だと感じています。そこから被災地の人々との交流を図りつつ、さまざまな生活建て直しのための戦略と動きが展開してゆくことを願っています。さらに役所との関係も強められ、私たちキリスト者が一つとなって神さまの愛、キリストの香りを放っていくことができるように、南三陸町を覚えてお祈りいただけたら感謝です。

＜祈り＞

1. 店舗開業や漁業など、生活基盤を建て直そうと必死になっている人々に必要な助けと、効果的な支援を続けることができるように。
2. 継続的な支援の拠点となる場所と人材が与えられるように。
3. 南三陸町の自治体とクリスチャンの関係が良好に保たれ、強められるように。
4. 教会がそれぞれの持ち場で奉仕しつつ、神さまにあって一致して支援を進めてゆくことができるように。
5. 中澤先生はご自分のお仕事を減らして、支援活動を続けています。先生とご家族の守りもあわせてお祈りください。

いつまでも残るものは信仰と希望と愛です。その中で一番すぐれているのは愛です。（Ⅰコリント13:13）