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ハイメール通信号外 緊急号外 カッサム・ロケットで犠牲者

2月28日、スデロットで、ガザから発射されたカッサム・ロケットでイスラエル人男性ロニ・イヒエさん(47)が死亡しました。ロケット弾による犠牲者はこれが初めて。(写真:イスラエル政府Hpより)

ロニさんはスデロットのシャピーラ大学の学生で4人の子をもつ父親です。

翌29日にもロケット弾の破片により男性が負傷しています。同じく29日にはガザから15キロ離れたアシュケロンにもグラッド・ミサイル10発が着弾。うち1発は民家を直撃しました。17才の少女が軽傷。数人がショックで治療を受けています。

アシュケロンでは、これを機に、「カラー・レッド」と呼ばれる警報システムを始動。。までは着弾しても郊外であったため、警報は鳴らなかったのですが、これからはロケット弾が飛来するたびにけたたましくサイレンが鳴ることになります。これは第二のスデロットが生まれたことになります。

犠牲者が発生し、負傷者が相次ぐ中、イスラエル空軍がガザへの攻撃を強化。28日には地上軍もガザへの侵攻し、パレスチナ人12人を殺害。29日には18人。現時点で計33人のパレスチナ人が死亡しました。

そのうち12人はガザ市民。うち5人は子供で、6ヶ月の赤ちゃんも犠牲となりました。ハマスがイスラエルへの攻撃強化を叫んでいるのは言うまでもありません。

ガザでは大規模な反イスラエルデモが行われました。

(写真:ハマス記章のはちまきをしているガザの少年)

イスラエル国会ではガザを一掃するような地上軍大規模侵攻を訴える声もでています。オルメルト首相は、日本でライス国務長官と面会し、「ガザ周辺は戦争状態。イスラエルも反撃の手はゆるめない。」と言っています。

<祈り>

  1. エスカレートしている憎しみの波を静めて下さるように 殺戮を止めて下さるように
  2. イスラエル、ハマス双方の指導者に沈静に向かう方策を行わせて下さるように
  3. ロニ・イヒエさんの家族、犠牲となったパレスチナ人の家族を覚えて
    イスラエルが攻撃しなければならないときに民間人が巻き添えにならないように

ニュース情報源:GPO(イスラエル・プレスセンター)、イスラエル外務省HP、ハアレツ、エルサレムポスト、アルーツ7、イスラエルインサイダー、Yネット・ニュース、CNN、BBC、イスラエル国防軍HP、外務省HP、アル・ジャジーラなど

画像提供:www.israelimages.com、Isranet他

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