イスラエルに行きたい…。それが私の去年の祈り課題でした。
今年の始めに、ZIONイスラエルツアーの参加が決まった時、神さまは私の祈りをちゃんと覚えていて、答えてくれたことが本当にうれしくて、イスラエルに行ける!!という大きな喜びを神さまは与えてくれました。
イスラエルに到着すると、その喜びはどんどん大きくなりました。イスラエルに帰って来ることができた…。その喜びは言葉で表すことができない程のものでした。
ツアーでは、イスラエルのいろんな所を巡りました。イスラエルは四国ほどの大きさしかありませんが、訪れる場所によって全く違う風景になります。建国前には想像もできなかった風景を今、私たちが見ることができる…。この恵みの大きさに圧倒され、またこの時代に生かされている意味を考える時にもなりました。イスラエルが建国することをユダヤ人がどれ程、待ち望み、夢に見てきたことか…。そのことを思うと自然と涙があふれ出てきました。
また、今回、イスラエルで神さまに教えられたことは、「神さまの孤独な心」でした。それは、神さまが聖書を通してイスラエルを愛していることを私たちに教えてくれているけれど、そのことを知らない人々が大勢いるということ。当時の弟子たちも、いつも一緒にイエスさまのそばにいたはずなのに、イエスさまのことを理解していなかった時みたいに、私たちも同じように神さまの心を理解できていない…神さまの悲しみ、孤独を教えられました。せっかくイスラエルに来たのに…こんなに悲しくなるなんて、と思ったけれど、私にとって、これからの働きのために、とっても重要で大切なことを神さまは教えてくれたんだなーと思いました。また神さまは、その後「喜び」も教えてくださいました。それは、ユダヤ人が楽しんでいる姿や笑顔を見た時でした。ユダヤ人が笑顔でいるだけで、こんなにもうれしくて喜びがあふれるなんて…自分の感覚じゃないことがすぐに分かりました。
長年、迫害の中にあったユダヤ人がイスラエルの地で、笑顔でいられることが、当たり前じゃないこと、また、ユダヤ人がユダヤ人として生きられる場所は、神さまが選んだこのイスラエルしかないんだなーと実感しました。神さまの選びの民、ユダヤ人が、安心して平和にこの地で暮らしていけるように…神さまは私たちを城壁の見張り人として立ててくださいました。その神さまに応答し続けて、さらに祈りを積み上げていかなければいけないと思いを新たにさせられました。
「エルサレムの平和のために祈れ。『おまえを愛する人々が栄えるように。おまえの城壁のうちには、平和があるように。おまえの宮殿のうちには、繁栄があるように。』」(詩篇122:6-7)
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