ツアー体験談

和田 基先生 (クリスチャンウェイ)

ZION2015のツアーでは、たくさんの事を知り、多くの恵みを受けました。チャプレンの大矢先生ほか、講師の先生のメッセージ、ガイドの亨子さんの解説は言うまでもなく、同行した先生、友人からも教えられ、気付かされ、笑わされました。新しい発見と気付きのすべてを記すには、とても紙面が足りない、それほど素敵なツアーでした。

第5日目(3月17日)にホロコースト記念館、ヤド・ヴァシェムに行きました。館内に入る前に、チャプレンの大矢先生より注意点が語られました。「反ユダヤ主義やホロコーストの歴史の悲劇が紹介されるが、当時にタイムスリップしてはならない。あくまでも私たちは現代に立ち、未来をどうすべきかを考えて見てください」とのことでした。
 確かに記念館には、反ユダヤ主義の当時の世界が記録されており、ナチス・ドイツによる大虐殺、ユダヤ人差別の悲劇の歴史が刻まれていました。先生の忠告と祈りのおかげで、冷静に受け止められ、前向きに考える機会を与えられました。

この記念館は悲劇だけではなく、神が神の民を守ってくださったことも記録していました。それは、世界中のユダヤ人たちを助けた勇気ある人たちの記録です。彼らは時に、自分の命の危険をも顧みず、神の民イスラエルを守りました。中でもデンマークの国王の行動には、強くひきつけられました。彼は、当時のデンマークに住んでいたユダヤ人たちを守るために、 自らダビデの星の胸章を身に着け、国民にも同じようにするよう呼びかけました。国民は国王の提言に従い、デンマークにいるユダヤ人たちの安全は守られたのです。当時、欧州を覆っていた反ユダヤ主義の流れに逆らった、この勇気ある決断と行動が、どれほどのユダヤ人たちを救ったことでしょうか。そして、この賢明な行動がどれだけの危険を伴ったことでしょうか。

しかし、そのデンマークにも反ユダヤ主義の思想が入り込み、ユダヤ人の命を狙った殺人事件が起きた事がショックだと指摘されました。世界はまたも反ユダヤ主義に向かっており、終末が近付いていると感じられます。

個人的にも、教会としても、これからの時代をどのような心構えでいるかが重要であると考えさせられます。

「イスラエルを祝福する者は祝福される」と聖書にはありますが、果たして私はその「祝福」という条件にひかれて祝福していたのではなかっただろうか。主の心をもっと知って、世界がどのような時代になっても、主が愛されるイスラエルを愛し続ける者でありたいと思わされました。

ところで、イスラエル入りする前から、ハイナイトのビデオ講師のメッセージに感化され、我が家の朝食前の祈りに「今日もユダヤ人が救われますように」との言葉を加えていました。

ZION2015のツアー中、荒野の険しい道をジープで駆け抜け、目的地まで向かいました。私が乗ることになったジープの運転手は、メシアニックでもなく、ユダヤ教でもない、ニューエイジ的な信仰を持った若者でした。同乗の先生たちとのやりとりを聞きながら、また彼が熱弁する話を聞きながら、心からイェシュア(イエス)がメシアであると信じて救われてほしいと願うようになりました。

帰国後は、Facebookでつながり、朝毎に「Tくん(彼の名前)の救いのために」と祈ることにしています。イスラエルの救いのために祈る必要は認識していましたが、名を挙げて祈る恵みにあずかるように導かれたのは、今回のツアーのおかげです。

最後に、素晴らしい機会を与えてくださったBFPの皆さん、足長おじさん、BFPの佐都美さん、ガイドの亨子さん、チャプレンの大矢先生、共に旅した”絶妙な”メンバーの先生兄姉…、祝福をもって送り出し、とりなし祈ってくださった母教会の兄姉、家族に感謝します。そして、何よりも素晴らしい主イエスさまに感謝します。

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