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~ブネイ・メナシェ(インドに住むマナセ族の末裔)の帰還支援

プロジェクトレポート

私たちの祈りは聞かれています!
~ブネイ・メナシェ(インドに住むマナセ族の末裔)の帰還支援

TEXT.レベッカ・J・ブリマー(BFP国際会長)

イスラエルに到着したブネイ・メナシェ

今月は、以前にも救出を助けていただいたマナセ族の子孫、ブネイ・メナシェについて、特別なお願いをお送りします。

聞かれた祈り

私は今、とても興奮しています!正統派ユダヤ人である友人、マイケル・フレウンドからエキサイティングな電話が掛かってきたからです。彼は『シャベイ・イスラエル』というユダヤ人帰還支援団体の代表を務めています。数日前、彼から次のような連絡がありました。「国会でブネイ・メナシェ(インドに住むマナセ族の末裔)の帰還について審議されています。インドにはまだ残りのブネイ・メナシェがいます。どうか、議員一人ひとりの心に神がブネイ・メナシェへの好意を与え、良い投票結果を見ることができるようお祈りください。」

それから間もなく、再びマイケルから連絡があり、私たちの祈りが聞かれたという素晴らしいニュースが届きました。「今朝、イスラエル議会は満場一致で、900人のブネイ・メナシェをイスラエルに連れ戻る決議をしました!この結果を受けて、我々は第一弾の200人を2013年12月下旬までに連れ戻ります。続いて400人、その次の年に300人、全部で900人を2015年までに連れ戻りたいと願っています。」

そしてマイケルはこう続けました。「このプロジェクトを成し遂げるために、あなたたちの協力が不可欠です。時が迫っているからです。あなたたちのこれまでのお祈りと支援にも心から感謝しています。どうか私たちのパートナーとして、さらに、この歴史的な預言成就の一翼を担ってください。インドのブネイ・メナシェたちは2700年という長い時を超えてシオンに帰還しようとしています。これはイザヤ書43章5節にこう書かれている通りです。『恐れるな。わたしがあなたとともにいるからだ。わたしは東から、あなたの子孫を来させ、西から、あなたを集める。』(強調筆者)私たちは共に、彼らの完全な救出と帰還の目撃者となりましょう。」私は彼と会話しながら、主が私たちクリスチャンを用いてくださる予感に、震えるほどの興奮を味わっていました。

マナセ族の末裔

インドの北西、中国のすぐ下とバングラディシュの上に挟まれた小さな地域に、このマナセ族の子孫という驚くべき民族が定住しています。世代から世代に受け継がれてきた伝承によれば、彼らはBC721年に北イスラエル王国から追放され、シルクロードと現在呼ばれている道を通って、この人里離れた土地に定着したということです。

ブネイ・メナシェは、イスラエルから公式に、ユダヤ人の子孫であると認められています。彼らはマナセ族の子孫と承認され、イスラエルに帰還したがっています。そして今、その扉は大きく開かれました。彼らがイスラエルという故国に戻る道が備えられたのです。神ご自身がお約束された通り、主は道の無いところに道を造られました。BFPは、私たちの力の及ぶすべてをもってブネイ・メナシェの帰還を支援すると約束しました。一人のブネイ・メナシェをイスラエルに連れて来て新生活を始められるようにするためには、日本円にして約45万円の経費が掛かります。そのために、今緊急のご支援をお願いしたいと願っています。

先に到着したブネイ・メナシェにはBFPから
ウェルカムギフト(子どもたちへのギフト、
旧約聖書、毛布などの生活必需品)が送られました

もし皆様がこのブネイ・メナシェの住む地域を訪問されたなら、きっと非常に驚かれることでしょう。彼らは何世代にもわたって、隔離されていたにもかかわらず、強いユダヤ性を維持しているからです。アッシリアによってマナセ族が北イスラエル王国を追放されてから2700年も経っているにもかかわらず、彼らは唯一の神を信じ、いつかイスラエルに帰還できることを願っていたのです。

マイケルは次のように書き送ってくれました。「私たちは今、預言の成就のファイナル・ステージに立っています。来る数カ月のうちに、私たちはイザヤ書43章5節に記された神の約束が現実になることをこの目で見るでしょう。あなたがた(BFP)の祈りと支援に支えられて、我々がこの使命を果たすことができると確信しています。」

ブネイ・メナシェの帰還を助けてください!

皆様のうちの何人かの方に、主がブネイ・メナシェを助けるように語ってくださることを信じます。そして、神が私たちを一つにして神のご計画のために用いていただけるよう、お祈りしています。

筆者レベッカ・ブリマーと帰還したブネイ・メナシェ

これほどまでに強くご支援の要請をお願いするのは、BFPのスタイルではないと、皆様もお気付きのことでしょう。私は誰に対しても、捧げ物を強要したくありません。BFPのスタンスも同様です。しかし、今月に限っては、私はこの必要があるということを、強く皆様に知っていただきたいと願い、このようなレポートを書いています。主が皆様のうちのどなたかの心に語ってくださいますように。彼らが帰還してイスラエルに根付くための費用が満たされるようにお祈りください。900人すべてのブネイ・メナシェをイスラエルに帰還させるというのは、億単位のプロジェクトです。小さすぎるご支援はありませんし、また、大きすぎるご支援もありません。私たちは皆一つになって、共に神の預言の成就に用いられるのです。すべては主が備えてくださるので、私たちにはそれができると信じます。

「恐れるな。わたしがあなたとともにいるからだ。わたしは東から、あなたの子孫を来させ、西から、あなたを集める。わたしは、北に向かって『引き渡せ』と言い、南に向かって『引き止めるな』と言う。わたしの子らを遠くから来させ、わたしの娘らを地の果てから来させよ。」(イザヤ43:5-6)

BFP北部フードバンク所長も彼らを歓迎

これまでBFPは、皆様のご支援により、北(旧ソ連)から多くのユダヤ人を救出してきました。地元のクリスチャン団体と連携して、その活動は現在も続いています。イザヤ書のみことばを見ると、ユダヤ人は北からも、南からも、西からも、そして東からも帰還することが分かります。私はこのブネイ・メナシェに深く心を寄せています。彼らのイスラエル帰還によって、唯一の神が生きて働いておられることを、世界が知りますように。ただ主のみに栄光が帰され、主の御業がほめたたえられますように。イスラエルがどのような状況にあっても、イスラエルの国と人々を祝福し続けてくださっている皆様に、心からの感謝を込めてこのレポートをお送りします。

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