ハイメール通信No.918 イスラエルとイランの全面対決を覚えて
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ハイメール通信No.918 2025.6.13
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イスラエルとイランの全面対決を覚えて
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本日(金)早朝、イスラエルがイランの核施設と革命防衛隊の攻撃に踏み切りました。イランの核武装化によるイスラエルへの脅威が、これまでになく高まったからです。今回の攻撃は過去最大規模で、約300回にわたる3波の空爆が行われました。ネタニヤフ首相は声明で「我々への脅威を取り除くまでイランの核施設と軍事力を叩く」と述べています。イランはミサイル数千発に及ぶ報復を予告しており、イスラエルはそれに備え、未明に全土に警報を発令。市民には国防軍の民間防衛隊(ホームフロントコマンド)の指示に従うよう勧告が出されています。現地のBFPスタッフは落ち着いて行動しており、指示に従って自宅待機をしています。この緊張状態は2週間近く続く可能性があると見られています。
23年10月7日のハマスの大規模襲撃で始まった一連の戦争は、ヒズボラやフーシとの戦いも経て、彼らの最終的な後ろ盾であるイランとの全面対決の時を迎えました。これはイスラエルだけでなく、中東情勢の大きな転換点となります。
イスラエルはこれまで一貫して、「イスラエル破壊を国是とするイランの核武装化は容認しない」という立場を表明してきました。イランの核開発はこの10年で大きく進展しており、アメリカの第二次トランプ政権は、この問題の平和的な解決を模索すべく新たな核協議に臨んでいました。しかし、イランの核兵器保有を認めないアメリカと、核開発をあくまで続けるイランとの隔たりは大きく、合意形成は困難との見方が強まっていました。
そんな中、EU(欧州連合)が11日(水)、イランの高濃縮ウランが今や核弾頭9発分に匹敵すると指摘。また、イランの元高官が「我々は核兵器製造に必要なあらゆる能力を有している」と公言していることを挙げ、警鐘を鳴らしました。アメリカ政府は、核協議の期限である12日(木)を前に、中東に駐留する政府職員や米兵家族の退避を指示。そして12日、IAEA(国際原子力機関)の理事会は、イランが核不拡散義務に違反しているとして、20年ぶりに非難決議を採択しました。これを受けイランはその日のうちに、新たな核濃縮施設の開設と、既存施設を最新式設備に全面改修する作業を開始したと述べました。イランの核武装化は誰の目にも明らかとなり、待ったなしの状態に達したと言えます。
イスラエルのすべての人々に平安があるように、BFPスタッフとその家族も、ユダヤ人もアラブ人も等しく守られるようにお祈りください。遠方の作戦に臨む部隊が守られ、一般のイラン人を巻き込むことなく作戦の目的を完遂できるようにお祈りください。国土防衛に当たっているすべての兵士も、すべての前線において守られるように。また、79年のイスラム革命以来、原理主義政権下で苦しめられてきたイランの人々が、その束縛から解放されるようにお祈りください。
「神は 敵から私を助け出される方。実にあなたは 向かい立つ者から私を引き上げ 不法を行う者から救い出してくださいます」(詩18:48)
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ハイナイト部