ハイメール通信No.913 ワシントンDC・イスラエル大使館員射殺事件 〜婚約直前に奪われた命と祈り〜
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ハイメール通信No.913 2025.5.23
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ワシントンDC・イスラエル大使館員射殺事件
〜婚約直前に奪われた命と祈り〜
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21日(水)の夜9時ごろ(現地時間)、アメリカの首都ワシントンDCで、イスラエル大使館員の男女2人が銃撃され、死亡する事件が発生しました。犯人は、シカゴ在住のエリアス・ロドリゲス(30)で、逮捕時に「パレスチナに自由を!」(Free, free Palestine)と叫んでいる様子が映像に残っています。
犠牲となったのは、ヤロン・リシンスキーさんとサラ・ミルグリムさん。2人とも、ワシントンのイスラエル大使館に勤務する若いカップルで、まもなく婚約を予定していました。ヤロンさんは、今週婚約指輪を購入し、来週共にエルサレムを訪れて、プロポーズする予定だったのです。婚約を祝うはずだった2人の家族は、葬儀の準備をすることとなってしまいました。
事件は、ワシントンのユダヤ博物館で開催された「若手外交官のためのレセプション」の終了直後に発生しました。このイベントは、ユダヤ人の若手専門職と外交関係者が毎年集まるもので、今年のテーマは「痛みを目的に変える」(Turning pain into purpose)でした。参加者はこう語ります。「このイベントは人道支援がテーマでした。ガザの人々とイスラエルの人々、両方をどう助けるか。ムスリム、ユダヤ人、クリスチャンがどう協力して、無実の人々を支えるかを考える集まりでした。なのに犯人は、冷酷に2人を殺害したのです」
ヤロンさんは、16歳でドイツからイスラエルに渡り、ヘブライ大で日本研究や国際政治を専攻。19年には日本を訪れたこともあります。22年からは、ワシントンのイスラエル大使館の政治部門に勤務し、SNSにはこう記していました。「アブラハム合意を推進し、アラブの隣人たちとの平和の輪を広げ、地域協力を追求するために、宗教間対話と異文化理解に取り組んでいる」。サラさんもまた、イスラエル・パレスチナの平和構築活動に従事し、「私の情熱は、平和構築、宗教の関与、環境活動にあります」とSNSに投稿していたと報じられています。
在米イスラエル大使館はXにこう投稿しました。「ヤロンとサラは、私たちの友人であり同僚でした。彼らは人生の最も輝かしい時期にいました。今夜、ユダヤ博物館でのイベントを終えて会場を出たところを、テロリストにより命を奪われました。大使館の全職員が、言葉では言い尽くせないほどの悲しみと衝撃を覚えています。私たちの心はご遺族と共にあり、この困難な時期に大使館はご家族を支えていきます」
未来ある2人の命が憎しみによって突然断ち切られ、世界のユダヤ人社会は衝撃と深い悲しみに包まれています。愛する人を失ったご家族と友人、コミュニティーに主の深い慰めが注がれるように。世界各地のユダヤ人社会に主の特別な守りがあるように。世界で急増する反イスラエル、反ユダヤ主義の中で、憎しみよりも愛が大きな声となり、ユダヤ人、イスラエルの人々が、世界中の信仰者たちの祈りと支援に包まれていることを実感できるようお祈りください。
「主は心の打ち砕かれた者を癒やし 彼らの傷を包まれる」(詩147:3)
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