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ハイメール通信No.893 2025.1.18
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明日19日(現地時間:朝8時半)から停戦
〜人質解放の希望と苦悩〜
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イスラエル政府は、本日(1/18)未明、テロ組織ハマスとの停戦と人質・囚人交換の枠組みが閣議承認されたことを発表しました。停戦開始は、明日19日(日)から6週間。人質解放は、3段階で行われる予定です。
第1段階として、この6週間でガザ拘束中の人質98人のうち、33人(女性、子ども、高齢者、病人、負傷者等)が解放予定です。明日の停戦初日には、3人が解放される見込みとなりました。
イスラエルは、今回解放予定の人質33名のうち、多数が生きていると見ているものの、何人が生きているか明確な情報を受け取っていません。この33人の中には、人質最年少のクフィル・ビバス君がいます。クフィル君は生後9カ月で家族と共に拉致され、本日2歳の誕生日を迎えました。幼い子ども2人が拉致されたビバス一家は、最も注目されてきた人質とも言えます。家族の絵や写真が世界各地に貼られ、生還が祈られてきました。別に拘束されていた父親のヤルデンさんは死亡の可能性が報じられています。
イスラエル側が33人の人質解放と引き換えに合意した内容の一つが、収監中のパレスチナ人テロリスト735人(殺人犯・終身刑を含む)の解放です。テロリストを釈放するということは、今後イスラエルへの脅威となる危険性があり、イスラエルはリスクを負う形です。実際、ハマス幹部は「イスラエルに対し、10月7日のテロを繰り返し行う」と公言してきました。2011年には、イスラエル兵1名との交換で、1027人のパレスチナ人囚人が釈放されました。その囚人の一人が、ヤヒヤ・シンワルでした。後のハマス幹部であり、10月7日の大規模テロの首謀者です。
停戦と人質解放は、人質の家族にとっても、国民にとっても、喜びと同時に苦悩の決断です。33人の中で、誰が生きて戻り、誰が遺体となって戻るのか分かりません。また、解放された人質の証言から、酸素が薄く、光のない地下トンネルで、栄養失調の極限状態の中、拷問やレイプを体験したかもしれない人質たちの現実に直面することになります。また、これまで何度も交渉を覆してきたハマスとの取り決めが、履行され、人質たちが戻ってくるのかも分かりません。そして、第1段階目の解放リストに入らなかった家族は、絶望の淵に立たされています。どうか、人質解放が予定どおりなされるように。解放される人質たちの心身の守りのために。遺体となって戻ってくる家族の慰めのために。今回解放リストに入らなかった人質たちの早期救出と、拘束中の守り、また家族の励ましのために。人質と家族、また関わるすべての人々が、主の特別な愛と慰め、知恵と力を体験できるように。心を合わせて祈りましょう。
「主よ 私をあわれんでください。私を憎む者から来る私の苦しみをご覧ください。死の門から私を引き上げてくださる方よ。私は あなたのすべての誉れを語り告げるため 娘シオンの城門で あなたの救いに歓声をあげます」(詩篇9:13、14)
*第一段階の解放予定者は、以下のとおりです。(敬称略)
1段目: ロミ・ゴネン(23)
エミリー・ダマリ(27)
アルベル・イェフッド(29)
ドロン・スタインブレチャー(31)
アリエル・ビバス(5)
クフィル・ビバス(2)
シリ・ビバス(33)
2段目: リリ・アルバグ(19)
カリナ・アリエフ(20)
アガム・ベルガー(20)
ダニエラ・ギルボア(20)
ナアマ・レヴィ(20)
オハド・ベン・アミ(58)
ガディ・モーゼス(80)
3段目 :キース・シーゲル(65)
オフェル・カルデロン(54)
エリ・シャラビ(52)
イツィク・エルガラト(70)
シュロモ・マンスール(86)
オハド・ヤハロミ(50)
オデッド・リフシッツ(84)
4段目: ツァヒ・イダン(50)
ヒシャム・アル・サイード(36)
ヤルデン・ビバス(50)
サギ・デケル・チェン(36)
イェール・ホーン(46)
オメル・ウエンケルト(23)
サーシャ・ツルファノフ(28)
5段目: エリヤ・コーヘン(27)
オール・レビ(34)
アベラ・メンギツ(38)
タル・ショハム(39)
オメル・シェム・トブ(22)
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