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ハイメール通信

ハイメール通信No.700 武漢の現状を覚えて

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ハイメール通信No.700 2020.2.8
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武漢の現状を覚えて
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新型コロナウイルスの震源地になっている武漢市に住む中国人牧師(匿名)から、世界中のクリスチャンに宛てた手紙(抜粋)をご紹介します。新型ウイルスの蔓延、都市封鎖、クリスチャンへの弾圧という幾つもの苦難が重なる中、命懸けで書かれた手紙です。長文ですが、最後までお読みくださり、ぜひともとりなしの祈りをお願いいたします。

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兄弟姉妹の皆さんに平安がありますように。

ここ数日、ウイルスが私の生活と思考の中心でした。常にニュースをチェックし、家族と教会がこれにどう向き合えばよいのかを考え続けています。家族のためにはマスクと食料を集め、外出は極力控えています。教会については、皆の安全を確保しながらも、この厳しい状況の中、忠実な証人でいるためにどうすれば良いかと考えています。こうしたあらゆる思いが混じって葛藤しています。私たちはまさに信仰の試練に直面しています。

危機的な状況ではありますが、私たちは主の約束に信頼しています。私たちに対する主の思いは災いではなく平安であり(エレミヤ29:11)、私たちに試練の時を許し、滅ぼすのではなく私たちを建て上げてくださいます。ですからクリスチャンは、町の人と共に苦しむだけでなく、恐れている人々のために祈り、イエス・キリストの平安をもたらす役目があるのです。

まず、キリストの平安が私たちの心を支配しますように(コロサイ3:15)。キリストはすでに私たちに平安を与えてくださっていますが、それは災いと死を免れることを意味するのではなく、むしろその真ん中にあっても平安だということです。キリストが既に病や死に勝利してくださいましたから(ヨハネ14:27、16:33)。もしこの平安がなかったなら、疫病を恐れ、死に直面して希望を失うことでしょう。

なぜ私たちは平安を持つことができるのでしょう。主は「悪しき者には平安がない」(イザヤ48:22)と言われました。私たちはかつてみな罪人で、平安がありませんでした。しかしキリストが、私たちの罰を身代わりに受けてくださり、ご自身の平安を与えてくださったのです。クリスチャンは地上において苦しみに直面するかもしれませんが、その苦難は罰ではありません。むしろ全能者なる神の御そば近くで成長し、たましいの不純物を除き、福音を宣言する新しいチャンスなのです。

言い換えれば、災害に遭ったとしても、それは神の愛の現れに過ぎません。パウロが固く信じていたように、「誰がキリストの愛から私たちを引き離すでしょうか。苦難、苦悩、迫害、飢え、裸、危険、剣ですか……これらすべてにおいても、私たちを愛してくださった方によって、私たちは圧倒的な勝利者です。死も、命も、御使いも、支配者も、今あるもの、後に来るもの、力も、高さも、深さも、その他のどんな被造物も、私たちの主キリスト・イエスにある神の愛から私たちを引き離すことはできません」(ローマ8:35〜39)

今の状況で言うなら、武漢の疫病はキリストの愛から私たちを引き離すことはできません。この事実は、私たちにとって本当に慰めです。私たちは既にキリストと一体なのですから。私たちはキリストの苦しみの一部にあずかり、栄光の一部にもあずかります。キリストのすべては私たちのものであり、私たちのすべてはキリストのものです。だから、この町で私たちが疫病に直面している時、キリストも私たちと共におられます。疫病は私たちに害を与えることはできません。同時に、私たちが疫病の中で死ぬなら、それはキリストを証しする機会であり、さらにキリストの栄光に入る機会です。

ですから兄弟姉妹の皆さん、キリストの愛によって強められてください。この疫病で死と福音を深く理解する時、私たちはキリストの愛をより深く経験し、より神を近くに体験することができます。私たちのキリストは比類なき死の苦しみを通りましたが、神は彼を死からよみがえらせ、右の座に上げられました(使徒2:32〜36)。

私たちが今経験しているのは、アブラハムがソドムと、ヨナがニネベと向き合っている状態ではないでしょうか。神が一人の義人(アブラハム)のゆえにソドムに対するさばきを差し控え、また右も左も分からない12万人のニネベの人々のために破壊を差し止めたのならば、私たちの住む武漢市はどうなのでしょうか。私たちはソドムのために真剣に祈ったアブラハムのようでしょうか(創世18:23〜33)。ヨナは非常な困難を覚えつつもニネベに福音を伝えました。それによってニネベは悔い改め救われました。

私たちはこの町のアブラハムとヨナです。この町の上に神のあわれみを祈り、私たちの祈りと証しをもってこの町に平和をもたらさなければなりません。これが、武漢に住む私たちに呼び掛けておられる神さまの召しだと私は信じています。私たちはこの町の平和を求め、病気に苦しむ人々、最前線で闘っている医療関係者、あらゆる階層のすべての政府関係者、武漢のすべての人の平和を求めましょう! オンラインを通じて友人や愛する人に福音を伝え、私たちの命は私たちの手の中に無いこと知らせ、神に命を委ねることができることを伝えましょう。

この数日間、私は世界中の牧師から武漢の様子を尋ねられました。彼らも世界中の教会も、この町のことを、そして何よりも私たちのことを心配してくれています。この疫病の流行に立ち向かい、私たちと共にこの町のためにとりなしてくれています。私は彼らに頼みました。特に、「キリストに目を向けてください」と。私の幸せを心配したり、動揺したり、恐れたりしないで、イエス・キリストの名によって祈ってください。

善良な人々が、特に医療関係者が、自分たちの命を危険にさらしてこの町のために労しています。彼らがそのようにこの世の責任を引き受けることができるのなら、私たちは霊的な責任を進んで引き受けずにはいられません。もしあなたが祈る重荷を感じることができないなら、愛に満ちた心を、熱心に祈る心を主に求めてください。私たちは確信しています。この町が救われるのは、主のあわれみという希望を通してのみなのです。
(ChinaSource1月28日掲載)

窮した者の祈りを顧み 彼らの祈りをないがしろにされないからです。(詩篇102:17)


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