ホーム祈るハイメール通信 登録・停止バックナンバー > ハイメール通信No.694 台風15号の影響を受けた被災地域を覚えて

ハイメール通信

ハイメール通信No.694 台風15号の影響を受けた被災地域を覚えて

------------------------------
ハイメール通信No.694 2019.9.19
------------------------------
台風15号の影響を受けた被災地域を覚えて
------------------------------

9月9日に上陸した台風15号の影響で千葉県を中心に現在も広域にわたり停電や断水が続いています。特に被害の大きかった千葉県では復旧工事や支援を急ぐ中で、16日の大雨によって房総半島南部の一部地域では避難勧告が出されるなど、相次ぐ事態に見舞われ、人々の暮らしに甚大な影響が出ています。9月17日現在、家屋被害は約1000軒以上(全壊半壊一部損壊合わせて)にのぼると言われていますが、県としてはまだ把握しきれていないのが実情です。住宅修繕は切迫した問題であり、1年先まで修繕の予約ができない地域があります。そのような状況に付け込んで、法外な料金を請求する悪徳業者が出没しています。

千葉県は農林水産業への被害額を発表(9月10日)。農業施設などと農作物被害を合わせて約126億円以上とし、今後、被害額が拡大する可能性もあると予想されています。今後の住宅支援また事業者への支援など課題が山積し、生活再建の長期化が懸念されています。

9月15日に南房総市のご実家を訪ねた方から現地の様子が届いています。「実家は電気と携帯がようやく復旧し水道も出るようになりました。その一方、行き道で、木更津、君津の山の中を通って行ったのですが、携帯の電波が圏外になり、信号も消えている所がありました。屋根にはブルーシートがかかっている家が多くありました。ビニールハウスが倒壊しているのに心が痛みました。帰りは夜でしたが、その付近は道が真っ暗で、被災地の大変さを目の当たりにした気がします。房総でも、まだ電気も水も復旧していないところがあり、同じ学校の中でも復旧した家としていない家があり、先生方は心のケアに気を使っているようです。現代の子どもたちは全くの暗闇を経験したことがないので、不安や恐怖心でいつもと様子が違うという子が多いと聞きました。まだまだ祈りの必要性を感じます。そんな中、東京からお洒落なキッチンカーがボランティアで炊き出しに駆け付けてくださるなど心温まる話もあり、感謝しています」

予想を超える甚大な被害を受けた千葉県を始め各被災地域に、主のあわれみと恵みが豊かに注がれるよう、祈りを捧げてまいりましょう。

<祈り>
1.被害に遭われた方々の上に、主の特別な慰めが注がれるように。クリスチャン関係や一般の支援団体の働きが用いられ、人々の励ましとなれるように。
2.一日も早く、停電や断水が解消されて、ライフラインが復旧し、生活の安全が確保できるように。通電火災などの二次被害が未然に防がれるように。
3.行政と東電、また関係団体の連携が進み、さまざまな支援が必要な所へ確実に届き最大の効果をもたらすことができるように。悪質業者の取り締まりが強化されるように。

神はわれらの避け所、また力。苦しむとき、そこにある助け。(詩篇46:1)


B.F.P.Japan
ハイナイト部

ページトップへ戻る

特定非営利活動法人
B.F.P.Japan (ブリッジス・フォー・ピース)

Tel 03-5969-9656(平日10時~17時)
Fax 03-5969-9657

B.F.P. Global
イスラエル
アメリカ合衆国
カナダ
イギリス&ヨーロッパ
南アフリカ共和国
日本
韓国
ニュージーランド
オーストラリア

Copyright 1996- © Bridges For Peace Japan. All Rights Reserved.