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ハイメール通信No.688 イスラエルの総選挙と火災被害を覚えて

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ハイメール通信No.688 2019.6.8
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イスラエルの総選挙と火災被害を覚えて
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記録的な熱波により、同時多発的に出火したイスラエル。時を同じくして苦戦が続いていたネタニヤフ首相の連立政権樹立が失敗に終わり、第21代国会はわずか1カ月で解散となりました。混迷続きのイスラエルから。

1)緊急祈祷課題でお伝えした同時多発火災。BFP(ブリッジス・フォー・ピース)は、早速消失してしまったメヴォ・モディンの共同体に50台のノートパソコンを贈ることができました。購入に当たり、これを被災者に寄贈すると知った電気店も協力を申し出、パソコンを仕入値で提供してくれました。同胞を助けたいと願うイスラエル人の思いとクリスチャンの愛が一つとなり、被災者の重要な必要を満たすことができました。

被災地には衣類などの物資が山のように届いていますが、住居を失った人々の「現在の需要」と合わず、断らざるを得ない状態になっています。その中でBFPが最初にニーズを聞くことができたことは、主の恵みでした。被災者にとっては、これがクリスチャン界との初めての出会いでした。今後も彼らを近隣のショッピングモールに招待し、必要なものをそれぞれ購入できる商品券を提供したり、多様な必要に応えていく予定です。

2)4月30日に発足した第21代国会。ネタニヤフ首相は他の政党と協議を重ねたものの、不調に終わりました。過半数にわずか1議席足りないまま、5月29日、連立樹立期限切れを迎え、これを受けてイスラエル議会は解散を賛成多数で可決、翌30日未明に解散となりました。9月17日に再び総選挙が行われます。

前回議席を獲得できなかった政党にも復活の可能性があり、今後の選挙戦と選挙結果の行方は誰も見通せず混戦が予想されます。前回の総選挙では右派か左派かで国論が二分しました。再選挙後、連立協議を経て組閣が終わるのは10月半ばになる可能性もあります。

<祈り>
1.各省庁や警察、国防軍は通常どおりの機能を維持し続けますが、有事の際の対応に不安が持たれます。人々の生活が守られるように。
2.今後のイスラエルを導くのにふさわしい内閣、議会が誕生するように。
3.メヴォ・モディンを始め被災した人々の慰めと癒やし、生活再建を覚えて。コミュニティーがバラバラになることなく、共に居続けることができるように。

見よ イスラエルを守る方は まどろむこともなく 眠ることもない。(詩篇121:4)【新改訳2017】


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