ハイメール通信No.621 日本の自然災害を覚えて
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ハイメール通信No.621 2017.1.21
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日本の自然災害を覚えて
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日本は、その位置、地形、地質などから、台風、豪雨、豪雪、洪水、土砂災害、地震、津波、火山噴火などによる災害が発生しやすい国土です。世界全体に占める災害率は、国土面積に対して非常に高い割合となっています。680年代から記録されている大災害数は約140件。各地における火山噴火や水害に加え、関東大震災(1923)、4大地震(鳥取、昭和東南海、三河、昭和南海)、近年の東日本大震災、熊本大分地震などが発生しています。そのたび、災害の教訓を踏まえ、防災への取り組みがなされています。自然といかに共存できるのか、その創意工夫により、日本家屋などの建築物が進化してきました。一方、自然と向き合う中で育まれた日本文化や美しい地形や景観を楽しむなど、豊かな水資源などの恩恵にもあずかっています。
政府では年々その勢いが増す気候変動に伴い、災害が大きくなることを予想し、防災全般の未来構想を見直しています。設けられている指標についての再検討、住人・地域における備えや広域避難の在り方、企業における備え、ソーシャルメディアなど情報通信技術の活用、民意の創意工夫による新たなサービスなど、さまざまな対策を講じています。キリスト教会においても、災害各地においてネットワークが構築され、大きな役割を担っています。主が日本を、あわれみと恵みによって2017年も守ってくださるように、備えつつ共に祈ってまいりましょう。
<祈り>
1.災害地域に置かれているキリスト教関係の支援拠点が支えられ、活動のすべてが用いられるように。
2.政府行政の災害への取り組みが功をなし、減災につながるように。
3.クリスチャンの祈りが用いられ、災害が危ぶまれている地域に、主の御手が置かれ守られるように。
ケルビムの上に座しておられるイスラエルの神、万軍の主よ。ただ、あなただけが、地のすべての王国の神です。あなたが天と地を造られました。(イザヤ37:16)
B.F.P.Japan
ハイナイト部