ハイメール通信No.528 BFPフードバンク石本良恵さんより
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ハイメール通信No.528 2014.7.19
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1.BFPフードバンク石本良恵さんより
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ガザからミサイルが発射されると、音を鳴らすアプリがあります。フードバンクでも、数人がスマホにダウンロードして使用していますが、ほぼ鳴りっぱなしです。今日(17日)、午前10時から5時間の停戦がありましたが、その間もひっきりなしに鳴っていました。
普通でない疲労感を訴えるボランティアがいます。私も、夜はよく寝ているはずなのですが、昼間も立っていられないほどの眠気を覚えることがあります。恐らく、警報でシェルターに駆け下りたり、ミサイルが着弾する音を間近に聞いたりするのが、無意識のうちにストレスになっているようです。
そんな中、今週は、二組の超短期ボランティアがフードバンクを訪れてくれました。一組は母と息子、このお母さんは、コーリー・テンブーム(ホロコーストの最中にユダヤ人をかくまって、自らも強制収容所に送られたオランダ人クリスチャン)を演じる女優さんです。公演のためイスラエルに来られ、フードバンクにも立ち寄って仕事を手伝ってくださいました。ダウン症の息子さんは、ものすごく温かなハートの青年で、私たち一同、本当に癒やされました。もう一組は、フィリピンから来た5人家族。忙しいツアー日程の中、1日だけのはずが2日も来てくださいました。お別れの時、彼らの言葉で「アメージング・グレイス」を歌ってくださり、感動しました。
支援物資を受け取りに来る団体の人たちは、いつになく、「ありがとう」と言って強くハグしてくれたりします。こういう厳しい状況の時ほど、「心の交流」を強く感じることができます。イスラエルとBFP、家族だなぁと思います。
<祈り>
1.主の召しに応えて、母国では恐らく経験することのない戦時体験をしているボランティアを、主が特別に霊肉共に強め、保ってくださるように。
2.フードバンクが、訪れる人々の心に主の平安と希望の光を与える場所となるように。
主の真実は、大盾であり、とりでである。(詩篇91:4)
B.F.P.Japan
ハイナイト部