ハイメール通信No.490 パレスチナとの和平交渉再開を覚えて
------------------------------
ハイメール通信No.490 2013.7.29
------------------------------
1.パレスチナとの和平交渉再開を覚えて
------------------------------
アメリカのケリー国務長官がイスラエルとパレスチナの和平交渉再開を取り持つ中、イスラエルは苦渋の決断を迫られていました。パレスチナが和平交渉の前提条件としていたのは、1967年以前の国境線をもとにしたユダヤ人入植者の西岸地区からの撤退、入植地の建設凍結と、パレスチナ人囚人の解放でした。
ネタニヤフ首相は、この条件のうち、すでにイスラエル人が住んでいる土地からの撤退には応じられないとして、イスラエルに収監されているパレスチナ人104人の釈放を閣僚に諮りました。104人の囚人は、いずれもユダヤ人を殺害するテロに関わったなど重罪犯ばかりで、テロで家族を失った遺族はもちろん、国民および与党内からも強い反発がありましたが、かろうじて賛成の票が反対を上回り、決定されました。
ネタニヤフ首相は、自らもテロで肉親を失っているため、その悲しみと痛みを忘れたことは一度もない、刑期を終えていない囚人を解放するのは正義に反することだと語る一方、リーダーは時に国の利益を図るために厳しい決断をしなければならないと国民に理解を求める声明を発表しました。
104人の囚人は今後、和平交渉の進捗に応じて段階的に釈放される見込みです。解放された後、彼らが再びテロの道に戻らない保証はありません。国民に犠牲を強いる決断をしてまで、和平交渉を再開させようとするイスラエルの姿勢を国際社会が正しく評価してくれるように。また、29ー30日、米ワシントンで行われる和平交渉の作業工程確認の会議が、みこころに叶う結果を見るように。イスラエルのネタニヤフ首相および交渉担当のリブニ法相など、リーダーたち、そして国民一人ひとりに知恵が与えられるようにお祈りください。
<祈り>
1.国際社会が平和を希求するイスラエルの姿勢を評価し、理解を示してくれるように。
2.双方の交渉担当者に知恵が与えられ、和平交渉が主のみこころにかなう結果となるように。
3.解放される囚人が、今後再びテロと戦いの道に戻ることがないように。
エルサレムの平和のために祈れ。(詩篇122:6)
B.F.P.Japan
ハイナイト部