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ハイメール通信No. 357 栗原聖書バプテスト教会 岸浪市夫先生より


■ 栗原聖書バプテスト教会 岸浪市夫先生より

今、私のかかわっている被災地の状態が、少しずつ変わり始めています。漁業、養殖(ワカメやホタテ、牡蠣など)の復興が始まっている中で、宮城県でも放射能の問題が大きな悩みの種となっています。牡鹿半島の南側(仙台湾側)と、北側(気仙沼湾側)では、放射能の検出される可能性が違います。南側(仙台側)では、福島県側から流れてくる放射能が検出される可能性が高く、北側(気仙沼側)では、北海道からの潮の流れなので、放射能の心配は少ないのです。しかし、放射能の問題は、潮の流れだけではなく、川の流れからも汚染があるので一概にこうとは言えません。そのような中で、一度宮城県産の魚介類から放射能が出たとなれば、獲っても売れなくなるのではと、地元の人々は心配しています。その不安の中で、漁に使う機械(イカ漁、コウナゴ、アワビ、他の養殖用の機械設備)などを購入して良いものかどうかと考え、二の足を踏んでいるのです。かといって、ほかの仕事に就くこともできず、前にも後ろにも進めないというのが、多くの皆さんの心を重くしています。

また、大半の人々が、色々な仕事に就くようになり、以前のようにコンサートや炊き出しに参加することができなくなったり、聖書のお話しを聞く時間まで残れる人が少なくなってきています。今まで祈れた人と、共に祈る事すらできないのが現状です。産業が復興すると、せっかく芽を出した信仰が、困難に向かっていくようです。まさに正念場を迎えていると考えています。これからは、それぞれの地で信仰を持った方々が核となり、浜の作業場で、礼拝や祈り会を持ち、海の船の上で、礼拝や、交わり会などを持てるように祈っていきます。このリーダーを育てる時間は、今後数カ月位が山となると考えています。是非、この短い期間に「信仰のリーダー格」となる人を育てていくことができるように、お祈り下さい。

<祈り>

  1. 漁業を再開しようにも放射能の影響で前にも後ろにも進めない被災者の方々に主が知恵と力を与えてくださるように。
  2. これまでの支援活動の中から、信仰を表明し、今後核になるであろう人々(石巻4、5人、牡鹿半島3、4人、本吉2、3人)と、その人たちに連なる人々の信仰が成長し、自分が受けるだけでなく、他者へも祝福を流しだしていく、リーダー格として整えられるように。
  3. 今後数カ月位が勝負のときと見ておられる岸浪先生を、主が引き続き導いてくださり、必要のあるところに行くことができるように。
  4. 日本全国、逃れの場の無いように思える放射能汚染の問題にも、主があわれんでくださり、良い知恵を与えてくださるように。

神を愛する人々、すなわち神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。(ローマ8:28)

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