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プロジェクトレポート

BFP北部フードバンクメンバー紹介!

TEXT. B.F.P.Japan編集部

北部フードバンクのボランティア集合写真

今月はイスラエル北部の町、カーミエルにある「北部フードバンク」で働くボランティアをご紹介します。

イスラエルにはBFP(ブリッジス・フォー・ピース)のフードバンクが二箇所あります。一つはエルサレム。もう一つはカーミエルというイスラエル北部の町。この北部フードバンクは、シリア、レバノン国境からわずか数キロ地点。有事に備えた食料貯蔵の拠点となっています。エルサレムとは違い、娯楽の少ない中で何年も働く彼らは、日々何を思っているのでしょうか。今月は、そんな北部フードバンクのメンバーをご紹介し、皆様のお祈りに覚えていただけたら幸いです。

デイビッド・エバンス(ウェールズ出身)

こんにちは!デイブです。私はギリシャやトルコでスポーツインストラクターをしていました。島をヨットで巡り、毎日楽しく暮らしていたのです。しかしある時、反ユダヤ主義に関する一つの小冊子に目が留まりました。世界中で反ユダヤ主義が今なおあるという内容です。私は神に「自分を神の戦いの最前線に遣わしてください」と祈りました(安易にこのような祈りをするものではありませんね!)。すると神は、私をイスラエルの北端、シリアとレバノンの国境に位置するBFP北部フードバンクというまさに“最前線”に遣わされたのです。最初は3カ月の予定でボランティアに来ましたが、すでにそれから5年経っています(笑)。

今の仕事は、毎日イスラエル中から集められてくる食料をフォークリフトで動かして貯蔵庫に収め(500トン)それらを小さいパレットに分け、10トントラックで運ぶというものです。この大型トラックは日本の皆様のご支援によって購入したものです。トラックに乗るたびその感謝があふれてきます。単調な仕事ながら、一人でしているので多忙です。しゃべる相手も暇もありません。でも、支援先で、この食料に感謝してくれるユダヤ人と出会うと、これらのすべての労苦が報われ、価値を見いだすことができます。60歳を越えたので、この先も体が守られるように、また長距離運転の守りを覚えてお祈りくだされば幸いです!ちなみに、私は独身です。パートナーが与えられるようにもお祈りください。

ジョナサン・ヘイワード(イングランド出身)

日本の皆さんのご支援に感謝します。私はITマンとして北部フードバンクで働いています。皆様のご支援をより効率的に、無駄なく、そして効果的に用いることができるよう、日々技術の向上に務めています。自分の両親がBFP支援者であったことから、在イギリスのイスラエルIT企業に就職したのがきっかけでボランティアに志願しました。

マスコミの報道ではイスラエルを良く表現しないので、時にイスラエルを支援する理由を友人に説明するのに苦労することがあります。しかし、ここで共に過ごす世界中のクリスチャン・ボランティア、またユダヤ人ビリーバーとの出会いは掛け替えのないものです。クリスチャンがユダヤ人に奉仕することによって、彼らのうちにねたみが起こされ(ローマ11章)真のメシアに出会うことができますように!ぜひこれからも覚えてお祈りください。

ビンセント・リトラ(アメリカ出身)

23歳、ホームリペア(大工)チームとして北部フードバンクに所属しています。修理、工事、いろいろな物を作ること…要請があれば何でもやります。2009年にBFPゼラスツアーというイスラエルツアーに参加して、ボランティアを決意しました。僕はアメリカしか住んだことがないので、最初、イスラエルはとにかく不便に感じました!例えば、工事用具で必要なものがある時、アメリカではホーム・デポに行けば一度に全部手に入ります。でも、ここイスラエルでは何軒ものお店を回らないとそろいません。そんな異文化に慣れるのが少し大変ですが、イスラエル中を旅行することを楽しみにしています。

カーミエルの町が大好きです。僕が人生のあらゆる局面で主の御心を間違えることなく歩むことができるように、また、すべての場面で主により頼むことができるように、お祈りください!

ヘンドリック・ジェイコブス(南アフリカ出身)

私はいわゆるフードバンクのフロアワーカーとして奉仕しています。食料を小分けにして、支援の必要な団体や個人にお届けします。この奉仕をしていて最も素晴らしいことは、やはり支援を受ける側の方と直接触れ合うことができる点です。次に、素晴らしいことは、イスラエルに居ると自然と神を求めることが一番になるという点です。以前好きだったスポーツや映画、娯楽、テレビなどへの欲求がどこかに消えてしまって、それらが占めていた部分に主との交わりが入りました。そして神の語られることにより敏感になり、さらに主を知る欲求に取って代わったのです。

逆に奉仕をする中で難しいと感じるのは、ユダヤ人に直接伝道できない(BFPは食料支援団体のため、直接伝道は法に触れてしまうため)という点です。しかし、私たちの行いを通して人が神を見るようになるとは、何とすごいことでしょう。非常にチャレンジを受け、訓練されています__私たちの行動に主のご聖霊が伴ってくださり、意味を与えてくださると信じています。日本の皆様のご支援と祈りは、ここカーミエルに間違いなく届いています!

ジョアン・ゴスリン(アメリカ出身)

日本の皆様の寛大なご支援と力強いお祈りに心から感謝致します。北部フードバンクでのボランティアは2回目、今年で3年目です。主な仕事はCEOであるレベッカ・ブリマーの秘書業務と、ここを訪れるボランティアやツアーのお客様たちのコーディネートなどです。2006年と2008年にツアーでイスラエルを訪れた後、主が私の心にイスラエルで働きたいという思いを置いてくださいました。イスラエルに住むことができる、というのは、何と言っても聖書の世界に住むことができる…大きな魅力です。しかし難しい面もあります。日常生活に必要なヘブライ語が難しく、自在に意思疎通できないこと、家賃や物価の高騰、一番辛いのは、母国にいる家族や友人たちと離れて暮らさなければならないことです。しかし、主がユダヤ人とクリスチャンの和解のために私を召してくださったと確信しているので、すべては主の備えによって導かれると信じます。日本にアブラハムを祝福する者への祝福がありますように!(創世12:3)

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物資を取りに来たユダヤ人青年たちと
北部フードバンクのメンバー

なかなか個性豊かなメンバーです。どうぞ彼らのため、またここには紹介できなかったボランティアたちのためにお祈りください。彼ら自身は日々祈りによって平安ですが、隣国シリアの戦火が飛び火する可能性は常にあります。主が、勇気を持って最前線で働く彼らを用い、私たちの代表としてユダヤ人への愛の実践を続けることができるように、すべての必要を備えてくださるようお祈りいただけましたら幸いです。

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