プロジェクトレポート

愛の奇跡

文:レベッカ・J・ブリマー(BFP国際会長)

建国当初から数々の奇跡を体験してきたイスラエル。皆様がBFPの支援プロジェクトを通じて送ってくださったご支援は、イスラエルの民にとってまさに奇跡の体験となっています。

カーミエル市で奉仕する大工チーム Hannah Taylor/bridgesforpeace.com

BFP(ブリッジス・フォー・ピース)では毎日、大小さまざまな奇跡を目の当たりにしています。4月、イスラエルは建国70周年という奇跡をお祝いしましたが、BFPは50年以上にわたり、この奇跡の一部を担ってきました。世界中のクリスチャンが、BFPの支援プロジェクトを通して神の奇跡の御業に加わり、ユダヤ人の真の友であることを数々の方法で示してくださっています。

ある素晴らしい一例があります。カーミエル市の市長が、BFPの大工チームが修繕・改装した防空シェルターを見に来られました。市長はボランティアの熟練した技に明らかに感動した様子で、「実を言うと、壁にペンキのムラがあるのではないかと思っていたのです」と告白されました。もちろんペンキのムラなどは一切なく、奇麗に塗装されていたばかりか、トイレやシャワーの配管やタイルまで一新されていたのです。

大工チームが改装したシェルター
Hannah Taylor/bridgesforpeace.com

BFPで請け負っている22のシェルターのうち八つの改装が終わりました。北部国境に迫る戦争の危機が現実味を帯び、脅威がすぐそこにあるので急がなくてはなりません。しかしカーミエル市は修繕費を工面することができず、シェルターは完全に荒廃し、ほとんど使用不可能な状態でした。そんな中、大工チームがカーミエル市の救命事業の一部を担い、シェルターを使用可能な状態にしたのです。BFPの働きによって、市は日本円にしておよそ3千万円を節約することができました。カーミエル市と市民にとって、これは奇跡ではないでしょうか。

音楽の奇跡

BFPはさまざまな支援プロジェクトを通して、毎年多くの移民の人生に関わり、時には奇跡の一端を担うこともあります。以下はそんなBFPメンバーの証しです。

「あるロシア語を話す里子さんの話です。彼は既に里親プログラムを卒業していますが、その後も週に一度英語を習いに来ることになり、私のオフィスはちょっとした英語教室のようになりました。彼はイスラエルに帰還する前の15年間、ロシアで法律業務に携わっていたので、法律関係の仕事に就こうと一生懸命でした。そこで奥さんと共にヘブライ語もコツコツと勉強し、法律事務所の応募に必要な八つのヘブライ語試験に合格。当初はどこにも仕事が見つからず、ひどく落ち込んだ様子でした。『心配しないで。祈ります』といつも励ましていましたがその1週間後、彼はオフィスに入るなり、『良い知らせがあります!』と興奮して語り出し、神さまが小さな法律事務所での仕事を与えてくださったことを教えてくれました」

「今年BFPのツアーに参加したある女性は、里親プログラムに献品しようと、ニュージーランドからわざわざバイオリンを持参していました。BFPの支援を受けているどなたかにバイオリンを贈り、祝福したかったそうです。私はバイオリンをオフィスのテーブルに置き、バイオリンを弾くけれども持っていない里子さんはいないか数週間祈り続けました。すると突然、母親とウクライナから帰還したばかりの9歳の女の子の名前が浮かんだのです。イスラエルの学校になかなかなじめずにいたその女の子は、かつて音楽のレッスンを受けていました。ウクライナではピアノを習っていたそうですが、イスラエルではピアノを借りる余裕がなかったため、バイオリンでも弾けたらと思ったのです。

12月、奇跡の季節であるハヌカのお祭りが始まるころでした。ロシアから来た、私の英語の生徒さんが『また良い知らせがあります!』とオフィスを訪れました。彼がさらなる奇跡を分かち合ってくれている最中、例の9歳の少女の母親がオフィスを訪れました。私は彼女に向かって尋ねました。『エラはバイオリンを習っていますか』。母親は『ええ』とうなずきました。そこで『エラは自分のバイオリンを持っていますか』と重ねて聞くと、『いいえ、経済的に余裕がないので借りています』とのこと。そこで私は振り返り、バイオリンケースを持ち上げて彼女に渡したのです。その顔は驚きに満ち、目には涙があふれ出しました。私はバイオリンケースを開くと、ニュージーランドの献品者からのメモを取り出し、声に出して読み上げました。『これは18世紀にフランスでつくられたバイオリンで、とても大切に修理して使い続け、結婚式やコンサートで演奏してきました。しかし、私にはもう一つあるので、本当に必要としているどなたかに受け取ってほしいと思います』

エラの母親は言葉を失い、ただただ私を抱き締め、何度も何度も『ありがとう』と言いました。その場に居合わせた英語の生徒さんは、『ここは本当に奇跡のオフィスですね!』と感嘆していました」

動けるという奇跡

BFPの大工チームは、高齢者や障害者のご自宅に手すりを設置し、動きやすさと自由という奇跡も提供しています。BFPがお手伝いに伺ったあるご夫婦は、最近ご自宅が火事に遭い、手足だけでなく顔にもひどいやけどを負っておられました。特に奥様はやけどがひどく片足を切断することになり、父親か夫の手助けがなければ歩くことができない状態でした。特に自宅へと続く長い階段の昇降は至難の業でした。

大工チームが到着し、お会いした時、奥様は父親に付き添われ車いすに乗っていました。手すりが無事に設置されると、彼女はその手すりで階段の上り下りを試し、「完璧、これは完璧だわ」と何度も口にしていました。二人ともとても満足し喜んでくれ、大工チームが立ち去る際、父親が何度も握手をしてくれました。彼女のみならず、その建物に住む高齢者の方たちのお役に立てたことを確認でき、大工チームはその場を後にしたのでした。

奇跡の一員になってくださいませんか

BFPは、主の民の必要を満たすことで主に仕えています。見返りを期待せず、ただただ主とその民への愛のゆえに行っています。ご支援させていただいた方々の顔に感謝の表情を見ることは、とても喜ばしいことです。

皆様が、イスラエルを祝福する手段としてBFPを信用して用いてくださっていることをとても光栄に思います。皆様のご支援があるからこそ、BFPは必要を抱えた方々に奇跡をお届けすることができるのです。防空シェルターの改装、けがや高齢、障害などさまざまな理由で自宅の改装が必要な方、また新移民やキッズなどさまざまな必要を抱えた方々を支援するため、皆様の経済的ご支援を必要としています。皆様の時宜にかなったご支援に感謝いたします。

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