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プロジェクトレポート

霊的神殿再建プロジェクトⅡ 神の民に寄り添い続けた1年を振り返って

TEXT.高田篤美(B.F.P.Japan局長)

エルサレムに神殿を再建するため、クロス王によって捕囚から戻されたイスラエルの民は、さまざまな出来事の中で初心を失い、神殿再建をあきらめてしまう「中だるみの時期」を迎えました。同様に、世界の四隅から集められている現代のイスラエルの民も、主から離れてしまっています。その現状を覚え、彼らの心に「霊的神殿」が再建されるよう、2017年も皆様は寄り添い続けてくださいました。

Photo by BFP本部

同時多発火災への支援

ダニー・バーオン氏

一昨年末にイスラエル全土を襲った火事では、物資支援に始まり、家の修繕、トラウマケア、そして最終的には北部の拠点となっている、イスラエル最大のハイファの消防署へ通報システム一式をお捧げすることができました。授与式の画像に写っている男性は、ダニー・バーオン氏です。イスラエル軍や政府で長年仕えたビジネスマンで、BFP(ブリッジス・フォー・ピース)と町々をつなぐお手伝いをしてくれています。彼を通してタウンサポートや学校支援などが拡大しています。

授与式で彼は、心を絞り出すようにこうコメントしました。「BFPの皆さんは、ただの友人ではありません。イスラエルが戦争やテロ、その他のあらゆる苦しみを通過する時、振り向けばいつもそこにあなた方がいます。そしてイスラエルの窮状を覚え、『自分たちに何ができるだろうか?!』と、すぐに考え始めます。そんなあなた方は、血肉を分けた家族です。家族だからこそ、何の見返りも求めずに、私たちの子どもたちを育て、テロ被害者を慰め、年配者を養ってくれる。そうでしょう!私たちは一つなのです」

私たちBFPと彼との付き合いも、早20年以上。その言葉どおり、彼は自分の家族の成人式(バル・ミツバ)や結婚式、そしてお葬式など、一大行事には必ず私たちを招待してくれます。出会った時の彼は若く、子どもたちも小さかったのに、今では孫たちがいるおじいちゃんです。その彼の口から「一つ」という言葉を聞いた時、私たちは思わず天を見上げました。この言葉に一番胸を震わせておられるのは、天のお父さまだろうと思ったからです。

ハッピーバースデー♪ エルサレム!

エルサレム再統一50周年を記念して、人命救助に不可欠な救急バイクを、皆様の祈りと共に贈呈することができました。BFP本部のスタッフも、時にBFPの名前の入った救急車を見かけ、感無量になるそうです。救急車やバイクといった物理的な必要を満たすだけでなく、「とりなしの祈り」という、最強の救命装置を施した機器を捧げられたことを心から感謝いたします。

テロで三人の命が奪われた町・ハラミシュへの支援

日本からの大きな支援により、ハラミシュにセキュリティーシステムをお捧げできました。安息日に新生児の誕生を祝う家庭に、ナイフを持ったテロリストが押し入り、三人の尊い命が失われる事件が発生し、緊急を要しただけに、費用が満たされた時には何にも代え難い喜びが湧き上がりました。この町は一昨年末に火災テロも経験し、BFPの国際理事たちが2017年2月に訪れています。家が全焼した人の中にホロコーストの生き残りの方もおられましたが、「皆さんのような方と出会えたんだから、今回のことも決して悪くない。こんなことでもなければ、一生会えなかったですものね」と、不屈の精神で立ち直ろうとしていました。

訪問した時、町の自衛団の詰所も見せてもらいました。彼らは仕事が終わってから、順番にこの場所に詰めて、テロリストの侵入を夜通し見張っています。その詰所に消防服や消火用品などを寄贈したのですが、詰所のリーダーをしている、いかつい、背の高い男性が、つたない英語で「どれほどありがたいと思っているか…」と涙を浮かべて感謝を述べた姿を今でも鮮明に思い出します。彼にとって町の人々の命を守ることは、自分の命以上に大切なことであることが伝わってきました。

ハラミシュでナイフテロという一報を聞いた時、あの時の町の様子や住人の笑顔が走馬灯のように私たちの頭をよぎりました。その彼らがセキュリティーシステムを求めていると知り、いてもたってもいられない気持ちになりました。今のシステムは古く、動物が通っても反応してしまい、テロリストなのか動物なのか見分けが付かず、いつしか警報が警報の役割をなさなくなっていたのです。「今度は自分の家が襲われるかもしれない…」という恐怖の中で人々が夜を過ごすと思うと、セキュリティーシステムを一日も早く…と、思いが駆り立てられました。

そんな中、多くの方々が応答してくださいました。特に今回はハイナイトに取り組んでくださっている全国の教会が立ち上がり、あちこちから献金が寄せられました。その結果、テロから3カ月後に費用が満たされ、ハラミシュの人々に「シャローム(平安)な夜」をお届けすることができました。火事の時同様、町の方々が喜ぶ姿が目に浮かぶようです。特に町のセキュリティーを担う義勇団の面々は、どれほど安心したことでしょうか。皆様の祈りとご支援に、ハラミシュの人々に成り代わってお礼を申し上げたいと思います。

忘れられていない被災地への支援

さらに、日本においては、東日本大震災から7年、「私たちは祈りを止めない!」をスローガンに祈り続けてきました。この間、震災支援が滞ったことは一度もありません。そのビジョンと心一つに、今も献金が寄せられ続けています。振込用紙の「震災支援」の項目に丸が付いているのを見るたび、その忠実なお心に深く頭が下がります。その皆様の祈りは天に届き、私たちが特に力を注いで祈ってきた南三陸町に、ついに教会が建てられたのです!今後、多くのたましいがこの教会を通して救われることでしょう。

光塩キリスト教会を牧会する川上優祐師ご一家

皆様は、祈りと支援によってイスラエルの民、そして日本の同胞に、主の愛を証しし続けてくださいました。皆様の愛が、神殿を建築するための資材となって彼らの心に貯められています。主がその優しい、うれしそうな笑顔を皆様に向けておられることを感じます。その主の思いが、新しい年も実感として皆様に届きますように。

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