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プロジェクトレポート

火事!火事!火事!イスラエル全国300箇所が一斉に炎上! ~火災被害に緊急のご支援をお願いします!~

TEXT.レベッカ・J・ブリマー(BFP国際会長)

11月下旬、イスラエルで大規模かつ全国的に連続する火災が発生し、その半数が放火によるテロであることが分かりました。家屋損害、森林破壊は深刻で、数千人が火事の被害を受けています。BFPにも、この火災被害への緊急支援要請が殺到しています。

懸命な消火活動のおかげで火は30 日までに消し止められました Photo by Wikipedia

火災発生と放火テロの疑い

11月22日、イスラエル北部沿岸で山火事が発生しました。乾燥した風が消火活動を妨げ、火は次々と燃え広がり、被害が拡大。その後もカルメル地方、ガリラヤ地方、エルサレムやベイト・シェメシュなど、全国1700箇所から出火、うち300箇所の炎が燃え広がり、イスラエル全土で火災が発生しました。森林と農村地帯の1万3千ヘクタールが焼け、被害の最も大きいハイファ市だけで7万5千人以上が避難を余儀なくされ、イスラエルは緊急事態宣言を発動。150人が負傷し、多くの人が家を失いました。学校、孤児院、シナゴーグなども被害に遭い、焼け出された人に緊急支援を行うケアセンターが立ち上げられています。

この前代未聞の火災を受け、イタリア、イギリス、ギリシャ、キプロス、クロアチア、ヨルダン、エジプト、トルコなどの各国が消火支援のため、消防用飛行機を派遣。ロシアとアメリカからも大規模な消火活動のできる専用消防機の到着を受け、炎は30日までに消し止められ、恵みの大雨が降り乾燥が緩和されました。驚くべきことに、この火事で亡くなった人は出ていません。

イスラエル当局によると、今回の同時多発的な火事は、自然に起因するものだけではないと判断され調査が行われました。その結果、ネタニヤフ首相は原因の半数は〝放火〞との見方を発表。新たなテロとして、「放火テロ」なる名称も生まれ、12月1日時点で35人のパレスチナ人が容疑者として逮捕されています。

何も持たずに逃げて!

全焼した車 Photo by Irena Esh/ Bridges for Peace

BFP(ブリッジス・フォー・ピース)の北部フードバンクで働くアイラはハイファ市に住んでいました。自宅アパートの窓から、炎の燃える様子がよく見えたそうです。娘たちの学校は閉鎖され、重い煙が町中に立ち込めていました。どうしたことか、避難指示を聞き逃したアイラのアパートに、警官が現れて「火が迫っている!急いで!何も持たずに逃げて。走って!」と言ってくれたので、彼女は重要書類以外何も持たずに家を後にしました。車で逃げている間、実は火が部屋の反対側まで迫っていたことを知りました。道に放置された車は全焼し、道路はさながら戦後のような状況でした。アイラたちの家は幸い全壊を免れましたが、近隣の住居は灰に……。大切な写真、重要な書類、服や家具・・・それらを一瞬で失うという、圧倒的な絶望感を想像できるでしょうか。ハイファ市は災害地域に指定され、焼け跡の掃除や廃棄物の撤去、補修工事が始まっています。焼け出された人々が日常を取り戻すのに、いったいどれほどの時間が掛かるでしょうか。

明らかになりつつある被害状況

被害の大きかったハイファ市では、ビル175棟が焼け、アパート1784室、4832人が被害を受けています。このうち、527部屋のアパートと77のビルが居住不可能となり、1616人が住まいを失いました。土地が受けた損害も深刻です。美しい自然が破壊され、回復するのに今後30年掛かると聞いています。多くの動物が死に、生態系が深刻なダメージを受けています。これまでの段階で、被害総額は全国で600億円規模に上ると見られ、厳しいイスラエルの財政をさらに圧迫しています。イスラエルはテロ被害者への支援を国として行っており、今回も一人当たり7万5千円ほどが支給されます。また建物被害も国が補償します。政府が被害者救済に当たる一方、国がカバーし切れない損害に対しては多くの慈善団体が、手を差し伸べようとしています。支援要請はBFPにも殺到しています。

BFPの火災被害支援

BFPは、あらゆることをして、支援を必要とする人々を助けたいと願っています。既に、焼け出された人々を助け、土地を救うために植樹を行っています。しかし必要は莫大で、心から皆様の助けを求めています。被災者の中には、通常でも苦しい生活を送っていた新移民や、ホロコーストの生存者、子どもたちも多く含まれています。どうか、このような方々に対して、寛大なご支援をご検討いただけないでしょうか。イスラエルがクリスチャンに助けを求めてくる時、その期待を裏切ることはできません。私たちは、彼らの上に注がれている神の愛とあわれみのまなざしを知っています。

「わたしはあなたとともにおり・・・火の中を歩いても、あなたは焼かれず、炎はあなたに燃えつかない(イザ43:2)」。

破壊されたナタフ村のレストラン Photo by Wikipedia

どうぞ、イスラエルのために、火事ですべてを失った方々のために、お祈りください。ネタニヤフ首相や国のリーダーたちが、火を用いた大量破壊のテロに対し、適切な処置を行えますように。そしてお祈りと共に、義なる行いをお願いいたします。皆様のご支援により、BFPは人生を再建しようとしている被災者を助けることができます。

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