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プロジェクトレポート

プレイズレポート-主に栄光!-

TEXT. B.F.P.Japan編集部

Japan、設立20周年を迎える中、多くの御業が起こっています。今月は、そのいくつかをご報告し、共に主に栄光を帰したいと思います。

BFPからイスラエル全土に贈られる食料支援

食料支援

為替の急激な変動によって、1年前から深刻になっている食料支援の危機的状況を、5月号のオリーブライフで報告させていただきました。多くの方々がその呼び掛けに応え、助けの手を差し伸べてくださいました。その結果、日本からの献金によって、削減予定だった5千人のうち、半数の方々の支援を継続することが可能となりました!このニュースを聞いた時、私たちB.F.P.Japanスタッフはみんな涙を流して喜び合いました。

日本人は、飽食の時代を生きてしばらく経ちます。しかし、B.F.P.Japanスタッフの中には、幼少期食べる物に困った者もいます。日々の食卓に上る食事がままならず、当時はいつもガリガリだったそうです。それも厳しいことですが、それ以上に苦しかったのが、他の子が競うようにカラフルなお弁当を持ってくる遠足や運動会の時だったそうです。乏しい弁当を誰にも見られないように、隠して食べた経験は、とても辛かったと言います。特に、豊かな時代背景の中の欠乏は、一層、心にも体にもこたえます。イスラエルも同様です。テクノロジーの発展著しく、先進国の仲間入りをするほどですが、急速な経済の発展は貧富の差を拡大してしまいました。諸外国から裸一貫で帰還する人々の困窮も深刻です。

そんな方々の食料が途絶えてしまう……と、食料が不足しているという報告を受けて以来、涙ながらに主に求めて祈り続けていました。多くのBFPファミリーの皆様がその呼び掛けに応え、祈ってくださいました。その結果、主は祈りに応えてくださいました。

イスラエルの貧しい方々が、日々の糧を得ることができるように、ある教会では手作りのパンを販売し、その収益を捧げてくださっています。また、継続的に支援できるようにと、食料献金ボックスを設けてくださった教会もあります。さらに、お一人で多くの重荷を負って支援してくださった方もいます。このように、日本全体で、それぞれの力に応じて、みんなで心を合わせて彼らを支えられることが恵みです。

その姿はまるで、「きちんと食べているだろうか……」と、遠く離れた子どもを心配する母のようです。子どもは必ず母親の愛情とその存在の大きさに気付く日が来ます。私たちの愛が、食物となって彼らに伝わり、母親の思いを受け止めて、その体も心も健やかになっていくことでしょう。

東日本大震災支援

B.F.P.Japanが東日本大震災支援を始めて、5年目を迎える今年6月、地域教会の巡回訪問をすることができました。ひとえに皆様が祈りとご支援を続けてくださったことの賜物です。「被災地で頑張っておられる教会をバックアップする」という役割を皆様が共に担ってくださっていることに心から感謝申し上げます。

牡鹿半島桜畑集会所にて、
上原令子さんの恒例コンサート

被災地巡回のみならず、イスラエルツアーや東京ハイナイトや学び会のご招待など、あらゆる側面において、実際的かつ霊的なご支援が今もなお続けられています。この事に対して、東北の先生方は一様に驚かれ、言葉にならないうれしさが込み上げてくるご様子です。また、このように現地を訪問し、寄り添い続けることができていることにゴスペルシンガーの上原令子さんの多大なご協力もあります。現地の教会員や牧師先生方、支援スタッフの皆様は、本当に頑張っておられます。パウロのように「この一時に励んでいる」その姿があります。

救われる人々が多く起こされ、そして家族ごと救われるという御業が起こっています。小さな群れができ、毎週聖書の学び会と祈る時を持つ。いまだ仮設住宅に住み、多くの戦いの中にありながらも、真理を求め続けておられる精鋭たちの姿を見ます。

一方、最近特に減少している人材や経済の懸念は拭えず、「あの地域に、あの島に、みことばを待ち続けている人々がたくさんいる。訪問したい。人々が集まる何かをしたい…。でも現実は難しい…。霊的な復興はこれからだ」と痛感する先生方は、そのような歯がゆさを感じながら、不可能を可能にしてくださる主に叫び祈っておられます。主が叫びに応え、これまで以上に多くの奇跡の業をなし、ご自身の栄光を現してくださると信じます。「あなたのうちのある者は、昔の廃墟を建て直し、あなたは古代の礎を築き直し、『破れを繕う者、市街を住めるように回復する者』と呼ばれよう。」(イザヤ58:12) 皆様の祈りと支援はこれまでも、そしてこれからも大きな実を結んでゆくことを信じ期待致します。

熊本震災支援

熊本ハーベストチャーチにて
激励するCEO夫妻

被災地に対しては、さまざまな支援の形がありますが、B.F.P.Japanを信頼して、あえて私共を通じて熊本震災支援をしてくださいましたお一人おひとりに、まずは深くお礼を申し上げます。同胞の痛みを覚えて、すぐに行動を起こしてくださった皆様の思いを、どうすれば適切に現地にお届けできるか、また現地の祝福になることができるかということを祈りながら、考えながら支援をしています。

震災後、私たちはすぐに祈りのネットワークでつながっている、いくつかの団体、また全壊、半壊した教会に支援をお送りすることができました。さらに、そこから支援が繰り広げられ、一般の方々へも間接的に支援をすることができました。

先日は、私共のイスラエル本部から、CEOレベッカ・ブリマー夫妻を派遣し、「イスラエルに起こった奇跡は、日本にも起こる」というメッセージを持って激励をすることができました。CEO夫妻は、熊本の倒壊した建物をつぶさに見て帰りましたので、さらに世界中に祈りの課題を発信し、とりなし者を起こしてくれると思います。さらに、B.F.P.Japanならではの支援も検討しています。それは、みことばによる霊的支援です。このプロジェクトが軌道に乗りましたら、後日また詳しくご報告をさせていただきたいと思います。

神はイエスさまに「これは、わたしの愛する子、わたしはこれを喜ぶ(マタイ3:17)」とおっしゃいました。イエスさまはこのことばを受け止めて、天のお父さまが喜ぶことだけをして、地上生涯を歩まれました。私たちもその姿を手本に、これからも御心の道を歩み、主に栄光をお帰しする歩みを、皆様と共に日々積み重ねていきたいと思います。皆様は、神さまに大きな喜びをもたらしているお一人おひとりです!

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