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ハイメール通信No.690 緊張を増すイランの核問題を覚えて

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ハイメール通信No.690 2019.7.13
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緊張を増すイランの核問題を覚えて
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核問題でイランが国際社会に揺さぶりをかけ、緊張が高まっています。
米国が合意を離脱してから約1年。合意はイランと5カ国(英・仏・独・中・露)の間で続いていますが、米国が再開した経済制裁の影響でイランは厳しい経済難に陥っています。米国の制裁を恐れ、欧州企業が相次いでイランから撤退しました。イランは、合意の維持を目指す英仏独に対し、イランの経済を保護するよう要求してきました。しかし何の進展も見られないことに業を煮やし、対抗措置としてウラン製造量を4倍にすると宣言。6月、合意の上限を超えるウラン濃縮活動を再開しました。

7月1日には貯蔵量の上限だった300kgを超過。8日には、濃縮度の上限だった3.67%(原子力発電用レベル)も超えて4.5%に。今後、20%(研究炉で使うレベル)への引き上げや、濃縮に使う遠心分離機の数を増やすことも示唆し、「必要な濃縮度まで上げる」としています。核兵器に必要なウランの濃度は90%ですが、濃度20%に達してしまえば濃縮作業の9割は終えたのも同然と言われ、核兵器保有に確実に一歩近付きます。

イランはこれまでの制裁解除によって得た資金でヒズボラやハマスなどの武装組織を支援、シリアやイスラエルを始め中東各地の紛争を拡大させてきました。押しても引いても、危険な事に変わりはありません。

各国の反応はまちまちです。常々「地図から抹消する」と名指しされているイスラエルは、イランのウラン濃縮再開の目的は核兵器以外に無いと訴えています。英仏独はイランに強い懸念を表明するも打つ手を欠いています。中露は、離脱した米国と欧州の努力不足が現状を招いたとイランを擁護。米国は軍事的選択肢を排除しないと公言し、イランは「そうなればイスラエルは30分以内に壊滅する」と警告。誰しも世界を巻き込む戦争を望んでいませんが、落としどころを探るのは非常に困難で、不測の事態も排除しきれません。

<祈り>
1.イランの核技術や軍事援助の道が閉ざされるように。危険な物資や情報が北朝鮮や武装組織などに渡る前に破壊されるように。
2.制裁や経済政策の不手際、イスラム政策の厳格化で苦しむイラン市民を覚えて。福音に出会い救われるように。
3.対イスラエル攻撃に用いられようとするあらゆる武器を、主が無力化してくださるように。

あなたを攻めるために作られる武器は、どれも役に立たなくなる。(イザヤ54:17)【新改訳2017】


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