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ハイメール通信No.659 イランの核問題を覚えて

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ハイメール通信No.659 2018.5.12
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イランの核問題を覚えて
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イランがこれまで否定してきた「核兵器開発計画」。その資料をイスラエル情報機関がイランの首都テヘランから極秘裏に入手し、先月、ネタニヤフ首相がこれを公表しました。イランがすでに離脱を表明している米国を除く、5カ国(英・仏・独・ロ・中国)と結んでいる現在の核合意は5月12日に期限を迎えます。

発表によると、イランは1990年代~2003年に掛けて、大陸間弾道ミサイルに装着できる核弾頭5つ(それぞれTNT火薬10キロトン相当)の製造を目指していました。5万5千ページの文書と183枚のCD (55,000ファイル)という膨大な資料の多くは、原爆の設計と製造と実験の記録で、詳細な製造方法が書かれているため一般公開されません。資料は米国に共有済みで、トランプ政権は「受け入れられない」と、核合意から離脱を発表しました。他の5カ国とIAEA(国際原子力機関)にも、この資料がわたっている模様です。当のイランはイスラエルの虚言だと主張しています。

これまでイランは、核開発はあくまで電力のための平和利用だとし、2015年、同国に打撃を与えていた経済制裁解除と引き換えに核開発の制限(期限付き)を受け入れる合意を結びました。つまり、開発を一時保留することで、莫大な利益を得ながら核兵器開発に備えていました。「合意を順守していた」と、自らの正当性をアピールしますが、土台が虚構であったことが分かり、合意の正当性が問われます。核合意が崩壊すれば経済制裁に逆戻りする一方、イランは公に核開発を再開することができます。

核合意の行方、シリアでのイランの動向の他、今週末から来週に掛けて注視すべき日が続きます。5月14日は米大使館がエルサレムに移転。盛大な式典が行われる一方、パレスチナ側の激しい反発が予想されます。翌15日はパレスチナ人のナクバ(大破局の日)。ガザ地区でハマスがここ数週間主導してきた大規模な暴動が、この日に最高潮を迎えると予想されます。イスラエルを取り巻く不安定要素は後を絶ちません。

<祈り>
1.イランと核合意を結ぶ5カ国が適切な判断をすることができるように。
2.イスラエルに対する国内外のテロや攻撃が未然に防がれるように。正確な情報を先んじてつかみ、的確な対処、判断を下せるように。
3.最前線で治安を守る警察やIDFの兵士の守りを覚えて。

見よ。イスラエルを守る方は、まどろむこともなく、眠ることもない。(詩篇121:4)


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ハイナイト部

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