ハイメール通信No.645 九州キリスト災害支援センター(九キ災)の働きを覚えて
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ハイメール通信No.645 2017.12.16
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九州キリスト災害支援センター(九キ災)の働きを覚えて
九キ災スタッフ 戸田潤氏より
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皆様のお祈りにより、熊本地震と九州北部水害への支援活動が支えられていることを感謝いたします。私(わたくし)戸田は、以前福島県いわき市にて東日本大震災の支援活動に携わり、2016年4月熊本地震発生後から熊本入りしました。その後、地震と重なるように発生した今年7月の豪雨被害では、日田ベースを拠点に緊急支援活動に入りました。神さまは必要な物、人材、場所、協力関係などすべてを備えてくださり、その凄さに驚嘆しっぱなしでした。
一方、あまりにも重労働で過酷な状況や、ベース運営の膨大な作業の中、主に対して不満がこぼれることもありました。そんな中、ある被災者の方から「一時は家を解体するしかないとあきらめていたけど、キリストさんがずっと継続して来てくれて、早く泥を出してくれたおかげでダメージが少なくすみ、リフォームすることができた。本当に助かった」という声を聞いた時は本当にうれしかったです。
現在も益城町の4つの仮設団地での自治会支援、介護施設、こども園、病院などでの支援コンサートなどを行っています。実際的な活動をしつつ、南海トラフ地震の備えとして宮崎支部が発足し、教会間のネットワーク強化に取り組んでいます。自然災害により被災したことが不幸と思うことだけにとどまらず、実は小さな幸せに気付き、そして感謝に満たされることができるよう、そのお手伝いができればと願っています。ぜひお祈りいただけますようよろしくお願いいたします。
<祈り>
1.時宜にかなったボランティアや助け手が与えられるように。
2.九キ災の経済が満たされ、必要な活動を行うことができるように。
3.被災した教会が強められ、さらには新しい教会が生み出されていくように。
だから、あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。
労苦はその日その日に、十分あります。(マタイ6:34)
B.F.P.Japan
ハイナイト部