ツアー体験談

後藤 モニカさん (日本ナザレン教団 青葉台教会)

主の御名を賛美いたします。

今回は、足長おじさんの尊い献金と多くの方々の祈りによって無事イスラエルへ行き、旅路も守られて恵みと祝福にどっぷりと浸かることができたことを心から感謝します。

私は今、日本ナザレン神学校3年生の後藤モニカと言います。
東京基督教大学でヘブライ語、考古学、歴史学を学び、旧約聖書がなければ今の新約はなく、神が歴史の中でどれほど人間に働かれているのかを感じていました。願わくはイスラエルにいつか絶対行きたいと祈祷課題の一つでありましたが、まさかこんなにも早く実現するとは、本当に信じられませんでした。

神学校2年生の最後に参加できたこと、また初海外なので本当に不安が大きかったのですが、最高の仲間が与えられ、主の臨在を感じながら、イエスさまが歩かれた地を自分の足で歩きながら過ごせた数日は、心が躍る日々で幸せでした。

ちょうど神学校の学びや近い将来の事について心が曇っていた時期の直後だったので、必要な力とみことばを頂き、賛美をもって3年生という最終学年に進むことができました。特に印象的だったことが三つあります。一つ目はクムランの地で死海写本発見地に行くことができたことです。イザヤ書全巻が発見されたこの場所は、写真では見たことがありますが、実際自分の目で見た時、聖書の信憑性(しんぴょうせい)が一気に跳ね上がり、感動しました!

二つ目はアルベル山です。アルベル山で感じたことは、新約聖書には大勢の群衆に対して麦畑の例え話、からしだね、野の花など、イエスさまが弟子たちを始め多くの群衆にお話をされた時、どんな感じだったのかいつも読みながら分からなかったのですが、やっと納得することができました。辺り一面が緑色の絨毯(じゅうたん)で日本では見られない光景のため、これなら大勢の群衆が立ったり、座ったりしながらイエスさまの話を聞くことができたでしょう。ガリラヤ湖を見下ろしながら、自分も当時の一人として歩くことができました。

そして、日曜日はガリラヤ湖近辺を周遊し、夕方、ガリラヤ湖半に立つペテロ召命の教会の礼拝にて心にイエスさまの臨在と語りを受け涙があふれました。イエスさまと弟子たちが毎日見ていたガリラヤ湖。ガリラヤ湖の景色。夜明け。風。匂い。鳥の鳴き声。ガリラヤ湖の魚。湖畔での礼拝の聖書箇所がヨハネ21章1-14節で、「イエスは弟子たちのために朝食を用意され、待っておられた」というみことばが心に迫りました。魚を焼いて待っておられたイエスさまとは、私もペテロのように既に赦されており、新しく生きて歩んでいくためのイエスさまの愛であることを聞き、これからは今までの感謝と後ろを振り返らず、しっかりと足をつけて歩んでいきたいと応答しました。ヴィア・ドロローサでは、イエスさまが十字架を担いで歩かれた道をみんなで十字架を担いで歩きながら、イエスさまの苦しみ、痛みを心に刻みながら、歩きました。

そして三つ目は、最終日のカイザリヤの地です。パウロの宣教旅行出発の場所を目の前にして、円形劇場の一番上に立ち、みんなで心からの祈りと賛美を捧げた時、パウロが恐れず宣教へ出発したように、私にも、神さまから、恐れずに信じ切って宣教のために出ていきなさいという力強い思いが、全身を駆け巡りました。

来年の今頃はどこかの教会に遣わされる予定ですが、たくさんの恐れや不安、痛み心配事も全部イエスさまに委ね、信じ切ること。ペテロのように赦されていて、昨日も今日もイエスさまのまなざしは変わらないということ。イスラエルの聖地ツアーに参加することにより、神さまから力を頂いて再度「従って来なさい」と言われるイエスさまのみことばに従いますという再決心を忘れないようしたいです。また挫けそうになった時、挫折や苦しみの時、この貴重な体験を思い出し、立ち直って歩んでいきたいと思います。無事に帰国できたことはまだ仕命があると思います。帰国後も毎日、イスラエル国家やエルサレム市歌を歌いつつ、イスラエルのために祈りを捧げ続け、イスラエルの救いのために祈ります。
本当にありがとうございました。

シャローム!!

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