ツアー体験談

大友 幸証先生 (塩釜聖書バプテスト教会)

4日目はヨルダン川、死海、そして荒野に行きました。

ヨルダン川は、バプテスマのヨハネがイエスさまにバプテスマを授けた場所ということで、今でも人々が来てバプテスマを受けています。川は思ったよりも大きくはありませんでした。しかし、荒野に流れるこの川は確かに人々の生活を支えているのです。 

イスラエルの雨は冬にだけ降るということで、水は大変貴重なものだそうです。ゆえに「水」への渇求が強く、大人であっても雨が降ると服もそのままに水浴びをするということを聞きました。この地方での「水」という言葉は、水の豊かな日本で使われる「水」という言葉よりももっと重く価値ある意味があり、同じように聖書の中の「水」や「泉」という言葉も、イスラエルの人々には重みのある言葉であることが良く分りました。

死海は、塩気が強く何も生息できない湖です。しかし最近は、地球温暖化や他の理由もあり、水が干上がり、死海が北と南に分かれてしまいました。北から水の供給を受ける南の方はどんどん塩分が上がり、北の方はどんどん塩分が下がってきているとのこと。それによって北側の死海の水が回復するかもしれないという研究がなされています。そしてこれが、エゼキエル47:9「この川が入る所では、すべてのものが生きる」という預言の成就になりうるとも言われています。イスラエルに語られたことは、ことごとく成就をしていくことを目の当たりにさせられ、今でも主のご計画は続いていることを実感しました。

荒野は見渡す限り続いていました。砂漠のようではなく、石がごろごろ転がっており、歩くのが大変な場所でした。荒野では、ベドウィンと呼ばれる遊牧民の方々にお世話になりました。このベドウィンの少年のおかげで、1947年に死海文書が発見されたわけですが、エルサレムの立派な学者ではなく、さすらいの民を主が用いられて、この発見がなされたことにどこか励ましを受けました。荒野のテントで夜を過ごしました。夜は星が大変奇麗でしたが、果てしなく続く荒野に、ある種の恐れを感じました。聖書の中でよく「荒野」という表現が出てきますが、どのような環境で書かれたのか肌で感じることができ、聖書の理解を深めることができました。

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