ツアー体験談

大塚史明先生 (盛岡みなみ教会)

午前 「ヤド・バシェム」(ホロコースト記念館)、365日喪に服しているとの案内
「イスラエル博物館」、第二神殿時代の模型、死海文書の展示
午後旧市街、ヴィア・ドロローサ、聖墳墓教会
大祭司カヤパの地下牢(詩篇88篇の朗読)、鶏鳴教会
アラブ人街で買い物、夕食、BFP本部スタッフとの交流会

10/31初めに訪問した「ヤド・バシェム(手と名前の意)」。そこで伺ったのは当時のナチスが取ったユダヤ人虐待の手法でした。ガイドのトムさん曰く「ナチスは初めにユダヤ人から文明を奪い、あらゆる書物を捨てました・・・更に彼らはドイツの子どもたちにユダヤ人は劣悪だとうことを教えるためにユダヤ人を揶揄するようなイラスト、ゲームを作って遊ばせ教育しました」と。それは、彼らから知性、思想を奪って、人間以下の存在に貶めるという狙いからだそうです。人間の知恵は恐ろしい分野にも働かせてしまえるという罪性を見せ付けられました。そして次世代を担う子どもの健全な教育は、大人の務めであり、国の責任であることを思いました。館内で目に留まったものは子供用の髪留めやままごと道具でした。今、自分の子どもに日替わりで違った髪留めを付けさせ、膝に乗せて絵本を読めることがどれほど幸せなことでしょうか。

夕方に訪れた大祭司カヤパの地下牢は、主イエスが耐え忍ばれた苦しみの一端を想起させるものでした。聖書には「イエスを大祭司カヤパのところへ連れて行った」(マタイ26:57)としか記されていませんが、そこにあったのは被告席の類いではなく、犯罪人が捕らえられ、拷問を受けるために吊るされた地下にある牢でした。主イエスはおそらくこのような場所で捕らえられていたという解説がなされました。その地下牢はゴミ捨て場でまったく掃除のされていない場所で、外からの明かりも吊るされるために空けられた穴からわずかな光が射し込むだけの場所です。主イエスは、そこに最低8時間、最長で48時間捕らえられたとのガイドがありました。その場所で詩篇88篇が朗読されました。神に泣き叫ぶ信仰者の祈りだけがその時間、その場所で響いていました。「あなたは私を最も深い穴に置いておられます。そこは暗い所、深い淵です」(88:6)。私はこの詩をこのように聞けたことがありませんでしたので、これは特別な経験になりました。聖地では、景色や風景、建造物に目を奪われがちですが、そこで聞くみことばに心を捕らえられた経験は今回のハイライトの一つです。

外に出ると屋上では鶏が警告していました。ペテロが三度イエスを否んだ際に鳴いた鶏です。ペテロはこのとき「イエスのいわれたあのことば」を思い出して慟哭しました。ペテロの心を突き刺したのと同じ警告が今の私にも差し向けられているのです。これからもみことばの成就だけがなるのだということが迫って来た旅の一日でした。

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